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Build@Mercari 2025 に参加してきたよ

Last updated at Posted at 2025-04-11

注意
こちらは個人による記述であり、公式の情報ではありません。古い情報や誤った情報が含まれる恐れがあります。

当方こういった記事の執筆は初めてなので、読みづらい点もあるかと思いますが何卒ご容赦ください。
ちょこちょこ追記していくつもりです。

目次

スマホ版だと目次が表示されないようなので、こちらに置いておきます。PC版の方は画面右下に表示されているものが見やすいかもしれません。

Build@Mercari とは

公式の記事 も併せてご覧ください!!!

簡単にご紹介すると、以下のようなプログラムとなっています。

  • 性自認が女性の方向け
  • ソフトウェアエンジニア育成プログラム
  • ちゃんと追いつけばインターンに進める
  • 使用言語はGoかPython

プログラムの内容について詳しくは後述しますが、 Gitの使い方や環境構築まで丁寧に面倒を見てくれる ので初心者でも応募しやすくなっています。

むしろ「STEM分野・IT分野に関する学習機会の提供」がコンセプトっぽいので、今まで同分野について勉強してこなかった方にこそおすすめしたいプログラムです。

参加後の感想

しっかり成長できた!

私は文系学部の所属で、趣味として競プロをやっているだけのド初心者です。
ですが土台0の私でも、Build@Mercariを通して Webアプリの基礎構成やAPIに関する実装が自力でできるようになりました!

実際にプログラム終了から1週間ほど経った現在、元からあったアイデアの実現のためにぽちぽちとアプリを作り始めています。おそらく今が人生で一番ワクワクしています😸🎶

楽しかった!

初心者の私ですが特に置いてかれるような感覚もなく、非常に楽しくプログラムを終えることができました。
友達もできて、チームメイトからは良い刺激をもらえて、今まで独学で勉強していた自分にとってはとにかく全てが新鮮で楽しかったです。皆さんキラッキラ輝いていました。

大変だったけど!

雰囲気はこんな感じ

プログラムの内容は年度によって変わるので参考程度に

大変ボリューミー

載せて良いとのことなので、参考までに2025年の 使用教材 を載せておきます。

プログラムの期間として約1ヶ月間設けられていますが、メインとなるのは最初の2週間。
この間に対面オリエンテーション、解説動画の配信、成果発表会などの主要イベントが詰まっています。

が、正直初心者が2週間で終わらせられるボリュームではありません。 実際成果発表会はほぼ進捗報告会となっており、最後まで終わっている人は少数派でした。これから参加される皆様におかれましても、焦らずに進めてほしいなと思います。
逆にある程度実力のある人でも退屈せずに2週間過ごせそう。

インターンへ進むための条件は「extraを除く全てのステップが終わっていること」だったのですが、こちらもプログラムが始まってから1ヶ月間の猶予がありました。

つまり何が言いたいかというと、

  • 初学者は2週間では足りない、1ヶ月くらい予定を空けておいた方が安心
  • 期間は短いものの、ボリューミーなプログラムでがっつり成長できる

ということです。

プログラムの内容と流れ

具体的な学習内容

 STEP1 : Git
 STEP2 : 環境構築
 STEP3 : アルゴリズムとデータ構造
 STEP4 : 出品APIを作る
 STEP5 : データベース
 STEP6 : テストを用いてAPIの挙動を確認する
 STEP7 : 仮想環境でアプリを動かす
 STEP8 : CIを使ってDocker ImageをBuildする
 STEP9 : Webのフロントエンドを実装する
 STEP10 : docker-composeを使って複数のサービスを動かす
 Extra1 : Data Anylasis (データ分析)

参加年度によって教材の内容は異なるのであくまでも参考程度に。
この手厚さとボリューム感、伝わりますでしょうか。

進め方

プログラムでは、教材リポジトリ をGitHubからFork(コピー)して使っていきます。これもやり方は教えていただけるので安心してください。
この中の documentフォルダ に全ての指示が載っているので、これを見ながらぽちぽちとコードをいじっていく感じです。元となるコードは教材に付属しているため、初心者でも安心して学習を始めることができます

ただし途中から指示はヒント程度の内容にとどまっており、あとは自分で勉強しながら進めていく形となります。ただの写経では終わらせないぞ! という気持ちがひしひしと伝わってきますね。
STEP4 までは親切だったのが STEP5 で急にあっさりし始めて半泣きになったのを覚えています。)

最初こそ放り出されたような感覚がありますが、心配は要りません。
各項目ごとにおすすめの記事や動画の紹介 があり、ステップごとに解説動画が配信 され、さらには Udemy Business が一年無料 になるオマケ付き。すごい!

しかもメンターとして現職のエンジニアさん方をお借りできる贅沢仕様。私の参加した回は6人グループにつきメンターさんが2人ついてくれました。
自分はここに来るまでずっと独学だったので、行き詰まった時に相談できる先輩がいるってなんて幸せな環境なんだろう... と感動したのを覚えています。

終了後の流れ

勉強は続く

プログラム終了後も教材・Udemy共に使えるので、自分が納得するまで同じ教材で勉強することができます。というかすることになると思います。

ただしメンターさんによる教材の解説動画は使えなくなってしまうので注意してください!
クリティカルな解説がない状態で勉強するのは心細いので、まずはプログラム期間中にさらっと全ステップを終わらせ、後からUdemyなどで細部の理解を深めるのがよいかと思います。

インターンについて

その後、インターン希望者は春頃に面接、夏休み期間にインターンといった流れになります。
インターンはBuild型インターン(1ヶ月程度)と就業型インターン(2ヶ月程度)の2種類が設けられていますが、卒業の近い代と海外在住の参加者は就業型のみの募集となっていました。

まとめ

インターン付きのプログラムということでもっと就活じみたイベントを想像していたのですが、実際はさして勧誘もなく、他でも通用するような非常に汎用的なスキルを学ぶことができます。本当に学習目的のプログラムといった印象でした。

前述した通り、卒業が近くなると参加できるインターンの種類が限られてしまいます。
就活まで時間のある学生さんも、もし参加を迷っているのならとりあえず応募していただきたいです。確実に人生の良き糧となるはずです!
(もちろん、最終学年の学生さんが就活目的で参加しても良い経験になると思います)

募集期間は 2024年、2025年ともに12月上旬からとなっています。 2021-2023年は3月前後の募集となっていたのがここ2年早まっているようです。
2026年以降のプログラムについてまだ詳細は発表されていませんが、傾向から考えるに年末ごろ張っておくと良いのかなーとか思ったり。責任は取りません。また詳細が分かり次第追記します。

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