やりたいこと

Obsidianの保管庫(Vault)を個人用macと研究室のwindowsで共有したい
(2台のマシンから閲覧・編集できるようにしたい)
しかし後述の理由でGoogleドライブを使いたくない、クラウドサービスに頼らずファイルを同期方法はないものか......

→Syncthingなら、P2Pで複数の端末のローカルフォルダーを同期できる！

導入する前に

素直に公式が有料で提供しているObsidianSyncを使うのが一番。その上で、Obsidianのデバイス間同期について、本記事で紹介するSyncthing以外にもいろいろ議論されています。

Meta Post - Syncing between Devices

上のMeta Postには、サードパーティの同期ツールの運用について、問題の有無も含めて記載されています。例えばAndroidのfoldersyncとか。

これからクロスプラットフォーム同期をしようとしている人は先に上記Meta Postを読んでおくと、Syncthingより適した方法が見つかるかも。

僕はSyncthingで「無料で2台のローカルフォルダ（Obsidianの保管庫）を同期する」という目的が達成できたのでMeta Postはいまいち読み込めていません！

導入方法

macとwindowに導入する（GUI）。ちなみにLinuxとかAndroidでも入れられるっぽい。
- syncthing公式ダウンロードページ

windows：SyncTrayzor

公式で勧められてるのでSyncTrayzor入れる。左のハイパーリンクもしくは上のDownloadsページからSyncTrayzorのリンクを踏んで、

SyncTrayzorPortable-x64.zipかSyncTrayzorPortable-x86.zipか、自分のマシンに合わせてダウンロード。ダウンロードしたインストーラを指示通り進めればインストール完了。タスクトレイに常駐するので、タスクトレイから簡単にGUIでアクセス可能。

もっと細かい手順が見たい方はこちらのページが参考になります。

mac：syncthing-macos

macもsyncthing公式ダウンロードページでお勧めされている**syncthing-macos**をダウンロードすればOK。

.dmgのやつを入れて、Syncthingアイコンをアプリケーションにドラッグ＆ドロップすれば完了。

アプリケーションからSyncthingを探して起動すると、メニューバーにSyncthingのアイコンが増えるのが確認できる。

メニューのOpenを選択すると、http://127.0.0.1:8384/がブラウザで開かれてWebGUIで操作できる↓

使い方

わかりやすくまとめてくださっているページがあったので、こちらに譲ります。#同期設定　の項から。
複数のPCでファイルを同期する「Syncthing」を使ってみた

なぜSyncthingを使うのか