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Microsoft Igniteに行ってきました!ビジネスユーザー目線で印象的だったこと

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Last updated at Posted at 2025-12-09

超いまさら~な出張報告です。

はじめに

2025年11月18日から21日までアメリカのサンフランシスコで開催されたMicrosoft Ignite 2025に参加してきました!!初海外出張!!初単独でのアメリカ乗り込み、いろいろ不安でしたが、無事に帰ってこられました。

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いつもはオンラインでBuildやIgniteを視聴していますが、どうしても一度は現地に行きたくて。。。

ついに、、今回夢がかないました!!

本業は人事で海外出張も少ない部署なのですが、「いつも社内普及活動(?)頑張ってるし、学んできたこと全社に還元しな!」と背中を押され、出張でいかせてもらいました。一生人事についていく~~~。

すでに社内で4回ほど出張報告済みですが、SNS経由で社内だけでなく社外にも還元していきたいです…!!

たくさん写真や動画も撮ってきたので、
改めて、出張の裏側(?)も、さぼりにさぼりまくってるYouTubeで動画でもまとめようと思っています。

全体の印象

▼キーノート会場(Chase Centerと私の新作同人誌)
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▼キーノート会場
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初日に行われるキーノート(基調講演)では、毎回核となる、重要な概念や新機能が発表されます。新機能の詳細はBook of Newsに概要が載っていますので、よかったらチェックしてみてください。関連するIgniteのセッションや記事も一緒に掲載されています。

今回の印象としてはCopilotやMicrosoft Foundryの中で、Anthropicのモデルが選択できるようになったこと、セキュリティ、AIエージェント関連の機能が主に推されていました。誰もがAIを使ったり、AIエージェントを作れるようになった中で、よりセキュリティの大切さが際立っていました。セッションもPurview等のセキュリティ関連が多く、かつ盛況でした。SC-900の脳みそをアップデートしなければ。

Microsoft Agent 365

新しく発表された「Microsoft Agent 365」は日々増えるAIエージェントの可視化のほか、社内ルールに見合った使い方となっているか、怪しい動きをしていないか等のチェックに使うことができます。E5ライセンスのテナントであれば、2025年12月9日現在、管理センターからお試しで利用することができます。また、独自に構築したエージェントであってもEntra ID経由でAgent IDを振って、人と同じように権限管理も厳格にできるようになりました。

私の検証用のテナントにもA365のメニューとマップが出てきています。(エージェント少ないのがばれる…)

image.png

「IQ」という概念

ほかにも印象的だったのが「IQレイヤー」という新しい考え方。Microsoft Ignite 2025では Work IQ、Fabric IQ、Foundry IQ の3つが紹介されました。

最初は「Microsoft Graphのリブランド?」と思ったのですが、そうではありませんでした。CopilotやAIエージェントが、構造化・統合化された組織内のデータやシステム、メモリ等の情報に接続することで、より賢く推論できるようにするための基盤と理解しました。AIが人や組織の文脈をよりよく理解し、自然に支援してくれる土台です。

ざっくりまとめるとこんな感じで、
Work IQ → 仕事の流れや人との関わりを理解
Fabric IQ → システムやデータに接続し、データの意味や関係性を整理
Foundry IQ → 複数の知識を統合して推論を強化

ChatGPTや、台頭してきているGeminiとの差別化を図っているのでしょう。
これらが組み合わさることで、Copilotは単なる検索や自動化ツールではなく、組織の一員のように振る舞えるAIへと進化していくのだと感じました。

ブースで印象深かったのがChatGPTとの差分のデモ。実はChatGPTもコネクタを使ってSharePointやOutlookと接続し、Copilotのように組織内のデータを検索することができます。

それならCopilotと差分がないじゃないか、と思われますが、実はCopilotではDLPポリシー(組織内の機密情報が不適切に共有・漏洩されるのを防ぐためのセキュリティ機能)が働いたり、上司情報を絡めて聞いた場合にテナントで設定された組織情報や普段のやり取りを参照して回答してくれます。一方でChatGPTは組織情報を考慮せずにデータを引っ張ってきます。この差分がまさに、IQの一部だと理解しました。

CopilotおよびWork IQの精度を高めるためにはこれまで意識してこなかったファイルや人へのメタデータの付与も大事になってきます。ファイルやメタデータを能動的に付与していくSharePointのナレッジエージェントや、定期的なデータの棚卸の需要もますます高まってくるでしょう。

人に関してはPeople Skillsが強化され、人がスキルをメタデータ的に設定したり開示することで人を探しやすくなるPeople Agentが発表されました。データが集約されることで組織の状況や配置に活かせるWorkForce Agentも今後出てくる予定です。私もめちゃくちゃ楽しみ(一応人事なので)

Vibe Working~能動的から受動的なAIの使い方へ~

今回はPowerPoint、Excel、WordのAgent Modeが紹介されました。9月ごろに「Office Agent」として発表された機能が進化し、それぞれのアプリの独立したエージェントとして提供されるようになりました。Microsoft 365 CopilotのChatから呼び出せるだけでなく、各Officeアプリ内から直接起動できる点も大きな特徴です。(Office Agentについてはその後言及がありません…。)

▼初期のパワポコパをご存じの人ならきっと驚くでしょう…
image.png

最初のがっかりコパとは想像つかないくらい美麗なスライドが出せるようになっています。。。(今までChatからパワポ作成した場合、文字のみのスライドしか出力できませんでした…)

従来のCopilotはチャットベースで回答を返す仕組みが中心で、ドキュメントへの反映はかなり限定的でした。しかしAgent Modeでは、AIがより能動的かつ自律的にファイルを編集・操作できるようになりました。特にエクセルのエージェントモードはマジで未来のExcel体験で面白いので体験いただきたいです!!


さらにCopilot StudioではOffice系のMCPサーバーが追加され、フローの中でOffice系のファイルの編集や操作も可能になりました。今後は業務トリガーやほかのエージェントを組み合わせることで、よりAIが自律的に動き、人間はより作業に受動的になっていくことが予想できます。

こうしたエージェントが自律的に動いてくれる系の機能は、Plannerの新発表でもみられました。Project Manager Agentは、タスク分解だけでなく、かんばんボード上でアサインすると人間に代わって自動的にリサーチなどのタスクをこなしてくれます。

ほかにもCopilot StudioのComputer Useが進化したProject Opalでは、自然言語で指示をすると、仮想マシン上でCopilotが自律的にEdgeのブラウザ操作を代行してくれます。RPAを組まずとも、Copilotがよしなに調べ物や入力操作をやってくれます。

これまでのように「自分がプロンプトを打って助けてもらう」能動的な使い方から、エージェントが主体的に仕事を進めてくれる受動的なフェーズへと移行しつつあります。だから今こそ業務変革に取り組み、できるだけAIが自律的に動けるような仕組みを作る必要があると強く実感しました。

「ボタン一つで仕事を終わらす」の未来が見えた発表が多く、ずっとテンション高いままの一週間でした。来年もぜひ現地で熱狂したいです!


おまけ

▼もはや狂おしく愛おしいダサいノベルティ
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▼5000円の朝食(朝食込みなのになぜかチップをつけられて横転)
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帰国してから経費精算に丸一日かかってしまいましたが(請求金額にも驚愕)、これも来年はエージェントが代行してくれるのだろうか…。

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