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PHP7へアップデートをする方法(MAMP)

Last updated at Posted at 2016-06-22

PHPから離れている間に、PHP7.0がリリースされたためアップデートをしました(今さら)。
以前PHP5.6を使用していた際にインストールしていたMAMP3.4も、3.5がリリースされていたのでアップデートした際の手順と設定を以下に記述します。使用OSはOS X 10.10.5です。

現在のPHPのバージョンを確認する

ターミナルを起動して以下のコマンドを実行します。
php -v
すると現在のPHPのバージョンが表示されます。
php_v_old.png

MAMPのアップデート

※ 事前に古いバージョンのMAMPは「MAMP_OLD」などの名前に変更してバックアップをとっておくことをおすすめします。

アプリケーションからMAMPを起動します。
MAMPの最新バージョンがあるかを真ん中のアイコンをクリックします。

open_startpage.png

すると以下のページがブラウザで開かれます。

start_page.png

四角で囲んだ部分を確認すると、アップデート可能であることが確認できます。
このリンクをクリックし、アップデートページに行きます。

update_page.png

このページの左下のダウンロードボタンをクリックし、アップデートを行うための.pkgファイルをダウンロードします。

ダウンロードが完了したら.pkgファイルを実行しインストーラを実行します。

installer.png

このようにインストーラが実行されたら、手順にしたがってインストールをします。

php.iniの設定

インストールが完了したら/Application/MAMP/bin/php/php7.0.0/conf/php.iniをテキストエディタで開いて変更します。php.iniはそれぞれ使用に合わせて変更をしてください。

タイムゾーンの変更

変更前 date.timezone = "Europe/Berlin"
変更後 date.timezone = "Asia/Tokyo"

###日本語まわりの設定
変更前 ;default_charset = "iso-8859-1"
変更後 default_charset = "UTF-8"

変更前 ;mbstring.language = Japanese
変更後 mbstring.language = Japanese

変更前 ;mbstring.internal_encoding = EUC-JP
変更後 mbstring.internal_encoding = UTF-8

エラーをブラウザに表示させる

変更前 display_errors = Off
変更後 display_errors = On

変更前 display_startup_errors = Off
変更後 display_startup_errors = On

Xdebugを有効にする

変更前 ;zend_extension="/Applications/MAMP/bin/php/php7.0.0/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20151012/xdebug.so"
変更後 zend_extension="/Applications/MAMP/bin/php/php7.0.0/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20151012/xdebug.so"

最後尾に追加 xdebug.remote_enable = 1

パスを通す

PHP7のパスを設定します。パスを通す前にphp -vでバージョンを確認しても古いままです。
Users/ユーザ名/.bash_profileに以下を追加します。

export PATH="/Applications/MAMP/bin/php/php7.0.0/bin:$PATH"

追加後、再度バージョンを確認すると
php_v.png

このように表示され、パスが通っていることが確認できます。

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