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【Python入門】Pythonで便利なライブラリ(numpy,pandas,matplotlib)をインストール後、pyファイルの中で使えるようにするまで(macOS編)

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なんのために共有するか?

ども!Masaです。

正直、初心者としては「コマンドラインいじるの!?…怖い…」「え、元に戻らなくなったらどうしよう…」みたいな不安があるとおもうんす。

そういう不安をへらすために得た知識・体験したものを共有します!
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この記事でできるようになること、できないこと

・できること
Pythonで便利なライブラリ(numpy,pandas,matplotlib)をインストール後、pyファイルの中で使えるようにimportしてサンプルコードを動かすことができるようにするところまで。

・できないこと
それぞれのライブラリの詳しい使い方

どんなライブラリをインストールしておきたいか?

とりま3つのライブラリ!
pandas -> 下2つと連携してデータ分析を支援。read_csvとread_excelが神。
numpy -> 高速に数値計算
matplotlib -> グラフ描画

これらの3つのライブラリをインストールするには「pip」を使うととても便利。

pipとは?

pip("Pip Installs Packages" または "Pip Installs Python")とは
Pythonで書かれたパッケージソフトウェアを
インストール・管理するためのパッケージ管理システムである。

Pythonは標準ライブラリも充実しているのですが、
pipがあればPyPI(Python Package Indexの略、パイピーアイまたはパイパイと読む)で管理されてるサードパーティ製のパッケージを、インストールするのが超絶ラクになる!

(Pypiはこちら https://pypi.org/)

Python3.4以降では公式ディストリビューションにpipが含まれているので、
もうそこのあなたのPCにはpipがインストールされているはず。
(後で念の為pipがインストールされていることを確認するのでご安心を。)

ライブラリをインストールしていこう!

今回は、Pythonの2系と3系の切り替えをしてくれる「pyenv」を使っていない状態ですので、コマンドは基本「python3 hogehoge」や「pip3 hogehoge」となりますのでご注意を。

まずはPythonのバージョン確認

terminal
python3 --verion

としてPython3がインストールされていることを確認。
もしされていなかったらPython3をインストールしましょう。

次にpipのバージョン確認

python3 --version

というコマンドをうったディレクトリで

pip3 list

とうつと

Package    Version
---------- -------
pip        18.0   
setuptools 40.2.0 
wheel      0.31.1 

上のようにpipの存在を確認できる。
これでpip3コマンドを使って、
いろいろなライブラリをインストールできる状態になっている。

1.pandasのインストール

特に順番に意味はないが、まずはpandasからインストール。

pip3 install pandas

これでインストール完了。

2.numpyをインストール

pip3 install numpy

最後にSuccessfully installed numpyなどと表示されていれば完了。

3.matplotlibをインストール

pip3 install matplotlib

最後に、Successfully installed matplotlib-2.2.3などと表示されればインストール完了。

3つのパッケージがインストールできていることを確認するには?

pip3 list

とうつと

Package         Version
--------------- -------
cycler          0.10.0 
kiwisolver      1.0.1  
matplotlib      2.2.3  ←コレ
numpy           1.15.1 ←コレ
pandas          0.23.4 ←コレ
pip             18.0   
pyparsing       2.2.0  
python-dateutil 2.7.3  
pytz            2018.5 
setuptools      40.2.0 
six             1.11.0 
wheel           0.31.1 

と出てきてインストールできていることが確認できる。

各ファイルを.pyファイルで利用してみよう!

Pythonで書かれたファイルは拡張子pyになるが、
そのファイルで先程のライブラリを使うための準備がこう。

py
import pandas as pd
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt 

import文で
asはimport以降の行で、何度も「pandas」と書きたくないですよね!?
その時のために自分で命名する方法です。
これで、後にnp.~pd.~と省略して書くことができます。

3行目import matplotlib.pyplot as plt
に関しては、
import matplotlib.pylabのように記載する方法もあるが、
バグの原因になりやすいためオススメしない。

panadsの使い方

sample.py
import pandas as pd
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np

cnt = pd.Series([10, 20, 30, 50, 80, 130])
print(cnt)

sample.pyのあるディレクトリにおいて

python3 sample.py

とうつと、実行結果として

0     10
1     20
2     30
3     50
4     80
5    130
dtype: int64

と出てきてpandasが使えていることがわかる。

pandasの使い方は「データ分析で頻出のPandas基本操作
https://qiita.com/ysdyt/items/9ccca82fc5b504e7913a
あたりを参考にしてください。

numpyとmatplotlibの使い方

下記の例をまるごとあなたのpyファイルにコピペすると
サンプルのグラフが表示されます。
(初めてグラフが表示されたときは「おおおお!」と感嘆の声をあげてしまったことは秘密です。)

例1:てきとーにグラフ化してみる。

python
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np

# create data
x = np.linspace(0, 10, 100)
y = x + np.random.randn(100)

# plot
plt.plot(x, y, label="test")

# show graph legend
plt.legend()

# show plot
plt.show()

するとこんなグラフが表示されるはず。
スクリーンショット 2018-09-05 15.36.38.png

例2:sin関数をグラフ化してみる

python
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np

x = np.arange(-3, 3, 0.1)
y = np.sin(x)
plt.plot(x, y)
plt.legend()
plt.show()

するとこんなグラフができるはず。
スクリーンショット 2018-09-05 15.10.26.png

もう少し正確にグラフを描きたい場合は下記の2サイトあたりを参考にするとよいです。

1,matplotlib入門
http://bicycle1885.hatenablog.com/entry/2014/02/14/023734

2,「早く知っておきたかったmatplotlibの基礎知識、あるいは見た目の調整が捗るArtistの話」を参考にするとよいです。
https://qiita.com/skotaro/items/08dc0b8c5704c94eafb9

最後に

正直、初心者としては
「コマンドラインいじるの!?…怖い…」「え、壊れたらどうしよう…」
みたいな不安があるとおもうんす。
そういう不安をへらすために得た知識・体験したものを共有しました!

疑問が解消されたり、不安が少しでも減ったら
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ではではドロン!

処女作:エロ診断メーカー(共同製作:Kei)
https://ero-shindan.herokuapp.com/

Ed.D~Eros Driven Development~
https://storage.googleapis.com/edd-homepage/IntroductionEdD/index.html

参考文献

参考にさせていただきありがとうございます!
自分の環境とまったく同じとは言えないですが、
こうすればうまくいくのでは?という仮設を立てるためにはとても役にたちました!

MacでPython3のインストールと基本動作の確認その1
https://qiita.com/snoguchi/items/9b82a301ee27484aa3b1
→ここでPython3 --versionと打てばPython3のバージョン確認ができることを知った。

Pythonのパッケージ(ライブラリ)のバージョンを確認
https://note.nkmk.me/python-package-version/
→ここからpipコマンドではなく、pip3とうてばよいのでは?と仮設が立った

https://qiita.com/xza/items/88264d9ad4c14ff40215
→ここで従来のpandasのインストールコマンドが判明したので、pip3と打ってみる発想を得る。

pip3 install numpy のコマンド
http://hiho-developer.hatenablog.com/entry/20131221/1387564021

matplotlibでのプロットの基本
https://qiita.com/kkaries0328/items/5ef40d9e77308dd0d0a4
→import matplotlib.pyplot as plt の行の調査をするきっかけになった。

pyplot pylab違い (初歩的な質問です)
https://teratail.com/questions/78454
→ここで他のimport行と比較して
import matplotlib.pyplot as pltの1行だけ
「.pyplot」の部分がある気持ち悪さが解消された。

Python データ処理ライブラリ Pandas の導入とそのデータ型
https://qiita.com/xza/items/88264d9ad4c14ff40215
→pandasの使い方はここを参考にした

matplotlibでのプロットの基本
https://qiita.com/kkaries0328/items/5ef40d9e77308dd0d0a4
→ここのコードをコピペして実行したらグラフができて感動した。

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