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MacでPython3のインストールと基本動作の確認その1

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はじめに

全くのPython初心者なので知らない事だらけですが、HelloWorldからはじまり、色々やっていこうと思います。

Pythonに詳しい方がご覧になってご指摘があれば是非とも頂きたいです!

OSはMacでPythonのバージョンは3を前提にやっていこいうと思います。

インストール

Macには既にPythonの2系がインストールされています。
バージョンを確認すると以下のように表示されると思います。

python --version
Python 2.7.10

しかし、2系はもう開発終了しているので3系にします。

pkgからインストールしました。
https://www.python.org/downloads/
(brew経由でのインストールも出来ます)

インストールしたらバージョン確認してみましょう。

python3 --version
Python 3.5.0

この状態で、2系と3系が共存している状態になります。
しかし、間違ってもここで2系のPythonを削除してはいけません。

以下にあるように削除すると恐らく大変困った事になりそうです。
http://docs.python.jp/3/using/mac.html

Apple やサードパーティのソフトウェアが使用するので、編集したり削除してはいけません。

Hello World

鉄板の登竜門Hello World表示です。

エディタで以下のように書いて、hello.pyで保存します。

hello.py
print ("Hello World")

hello.pyが保存されたディレクトリに移動して

python3 hello.py

と実行すると

Hello World

と表示されるはずです。

無事Hello Worldが表示されたので、にここからは実際にコードを書くにあたっての基礎を固めていきたいと思います。

対話モード

Hello Worldを表示するのにhello.pyを作成して実行しましたが、この方法以外にコマンドラインのみで同じ事ができます。
それが対話モードです。

ターミナルで

python3

と入力します。すると以下のような表示になると思います。

Python 3.5.0 (v3.5.0:374f501f4567, Sep 12 2015, 11:00:19) 
[GCC 4.2.1 (Apple Inc. build 5666) (dot 3)] on darwin
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> 

この>>>の状態になっていれば対話モードが開始されています。

ここで、print('HELLO')をタイプしてエンターするとHELLOと表示されるはずです。

>>> print('HELLO')
HELLO

文字列の表示以外にも計算も出来たりします。

>>> 10+10
20

終了する時は

quit()

変数宣言

Pythonの変数ですが、動的型付けをしてくれるようなので、文字列、数値などの型をあらかじめ定義しないでも使えます。

# 数値として変数をセット
num1 = 1
num2 = 2
# 1+2
result = num1+num2
# 出力
print(result)

# 文字列として変数をセット
string1 = 'a'
string2 = 'b'
# ab
concat = string1 + string2
# 出力
print(concat)

結果は

3
ab

文字列

文字列は シングルクォーテーション'またはダブルクォーテーション"で囲む事によって文字列と認識されます。

数値

以下の数値型をサポートしています。
整数(int)
浮動小数点数(float)
複素数(complex)

リスト

複数の値をまとめる時に使います。
[]で囲って,で値を区切ります。

以下の例ではlistsampleというリストにA,B,Cを入れて、全てのリストを返します。

(対話モードで実行)

>>> listsample = ['A','B','C']
>>> listsample
['A', 'B', 'C']

インデックス指定も出来ます。

>>> list = ['A','B','C']
>>> list[0]
'A'

定数

Pythonには定数が存在しないようです。
TEST_VALUEのように、一般的には大文字とアンダーバーで定義したものを定数として扱う場合が多いようです。

タプル

定数では無いですがタプルと呼ばれるオブジェクトの要素を変更できない定義方法があります。

(対話モードで実行)

# タプルの定義
>>> taplesample = (100,200,300)
>>> taplesample
(100, 200, 300)

# インデックス指定すると0番目の100が表示
>>> taplesample[0]
100

# これはエラーになる
>>> taplesample[0] = 101

同じように100,200,300をリストに定義して、0番目の100を101に変更すると、こちらは書き換えが可能です。

>>> samplelist = [100,200,300]
>>> samplelist[0] = 101
>>> samplelist
[101, 200, 300]

コメントアウト

# で単行のコメントアウト

複数行の場合は シングルクォーテーション'またはダブルクォーテーション"を3つ並べて囲むと複数行コメントアウトになります。

print('表示する')

'''
print('表示しない')
print('表示しない')
'''

おわりに

今回はHello Worldの表示や簡単な値の操作までやりました。
この先はその2として書いていこうと思います。

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