※自身のBlogに投稿したのと同じ記事ですが、検索するのが難しい事象であるため、人目に付くであろうこちらにも寄稿します。
困りごと
Ctrl + P
のQuickOpenでファイルを開いたりF12
でコードジャンプすると、タブがPreview状態(タブ名がイタリック表記)で開かれます。
これはworkbench.editor.enablePreviewFromQuickOpen
が有効なためです。
この状態で別ファイルを開くと、同じタブでファイルが開かれてしまいます。
せっかくファイルを開いたのに。本当は別タブで開いて欲しいのに…。
F12
でコードジャンプした先のタブを開いたままにしておきたい!
Ctrl + P
でファイルを開く際に、Preview表示と普通に開くのを使い分けたい!
という方への記事です。
右矢印で開く
Ctrl + P
で開きたいファイルをハイライト状態にしたあと、キーボードの右矢印キー
を押下します。
すると通常状態でファイルが開けます。ファイルを開いてもQucikOpen Windowは表示されたままなので、沢山ファイルを開きたいときに便利です。
ちなみにAlt + Enter
で画面をSplitしてファイルを開くことも可能です。
Preview状態のタブをキーボードショートカットを使って通常状態にする
F12
などでコードジャンプをした際に開かれるPreview状態のタブを通常状態に切り替えるにはどうしたらよいでしょうか。
調べた結果ビュー:エディターを保持
でPreview状態のタブを通常状態に変更できるらしいです。
デフォルトではCtrl + K, Enter
に割り当てされています。
※私の環境では。
ショートカットキーの変更
よく使う機能なのにデフォルトのCtrl + K, Enter
では使いにくい!Bindを変更します。
テキストエディタがアクティブ
かつ タブがPreview状態
のときにEscapeキー
というBindに変更します。
{
"key": "escape",
"command": "workbench.action.keepEditor",
"when": "editorTextFocus && editorPinned == false"
}
参考
VSCode keyboard shortcut for optionally triggering keepEditor when using quickOpen?
vscode: Open file instead of previewing file from quick open
おわり
結構長い間どうにかしたいと思っていたので、ビュー:エディターを保持
の存在を知ったときは@okazukiさんが以前書いていたcode -r .
に匹敵する衝撃を受けました