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Railsでパフォーマンスチューニングする前準備

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パフォーマンスについて全然わからなかったので、測定の仕方から調べた。
現状のパフォーマンスの把握 => 改善ポイント出し => 改善のプロセスの中で、現状のパフォーマンスの把握についてまとめた。

パフォーマンスの把握

rack-mini-profilerで測定する

簡単なパフォーマンス測定ができるgem rack-mini-profiler が便利(プロファイリングツールというらしい)
rack-mini-profiler
ViewのレンダリングやActiveRecordの問い合わせにかかる時間などを計測してくれる

gem 'rack-mini-profiler', require: false

チーム開発であれば、デフォルトfalseにしておいたほうがいいとか..
その場合は、config/initializers以下に下記のファイルを作る

config/initializers/rack_profiler.rb
if Rails.env == 'development'
  require 'rack-mini-profiler'
  Rack::MiniProfilerRails.initialize!(Rails.application)
end

bundle installして、プロセスの再起動を行う

するとページの左上に xx.ms という数字が現れる
数字をクリックすると、ページとアクションごとにどのくらいの時間がかかっているか、sqlが発行されているかがわかるようになっている
スクリーンショット 2018-10-20 14.40.04.png
左下の share をクリックするとさらに詳しい情報がわかる

スクリーンショット 2018-10-20 14.47.04.png
※サンプルデータは処理が少ないので↑のような形だが、無駄なクエリが走っていないか、などページとアクションごとに可視化される

googleの検証ツールも優秀

検証ツールの中の Newwork タブでレンダリング速度など測定可能
スクリーンショット 2018-10-20 14.51.45.png

一番下に全体の表示速度を表示してくれる
スクリーンショット 2018-10-20 14.54.00.png

TTFB(Time To First Byte)も参考になる
最初の1バイトでリクエストを投げてから返ってくるまでの速度らしい
Googleはこの部分が 200ms までで返ってくることを推奨している模様
スクリーンショット 2018-10-20 14.51.34.png

 おまけ

google PageSpeed Insights

  • PageSpeed InsightsはURLを入力するだけで、モバイルとPCそれぞれの速度計測と課題を提示してくれる

これから調べること

  • 他のプロファイルツール
  • 実際の速度改善の施策、できること
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