2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

BVE向け平面ストラクチャ作成講座

Last updated at Posted at 2016-03-03

準備

フリーソフトの「メタセコイア LE R3.0」をインストールします。また、下記を参考にテクスチャ(画像素材)を用意してください。

BVE向けテクスチャ作成講座
http://qiita.com/piyoken/items/81eef69f19cdac341ba3

今回は下のテクスチャを使って速度制限標識を作成します。右クリックして「名前を付けて画像を保存」してください。縦長になっているのはテクスチャの縦横サイズが必ず2の累乗(2,4,8,16...)でなければならないためです。オリジナルの画像を使う場合もこの画像サイズには常に注意が必要です。ふつうはpng形式の画像を使います。

lim70.png

操作手順

1.メタセコイアにおける座標軸を確認します。BVEとの対応は画像の通りです。Z軸(奥行き)はBVEとメタセコイアとで逆向きになっています。

2.png

2b.png

2.まだ何も作っていませんが、テクスチャと同じフォルダに名前を付けて保存します。

1.png

3.平面ポリゴンを作成するため、基本図形コマンドを選びます。詳細設定を開き、横・縦方向の分割数が1であることを確認してXYを選択します。

3.png

4.Scaleを選び、横方向の大きさは赤い■で、縦方向の大きさは青い■で(ほんとうは緑色の■のはずですが・・・)調整します。参考として、灰色の格子は1マス50cmです。あとで実際にBVEの画面と見比べながら微調整することにして、ここでは大ざっぱに設定します。上下左右の位置はBVEのマップファイルで直接変更できるため気にする必要はありません。

4.png

5.材質パネル(右下にあるはず、どこにも無ければCtrl+M)で新規をクリック→mat1をダブルクリック→「模様」のところに最初に用意したテクスチャのファイル名を入力します。

5.png

6.材質コマンドを選び、面を直接クリックします。

6.png
面に画像を貼りつけられれば成功です。もし何も変わらない場合は、手順5.のファイル名が正しいか、手順2.で画像と同じフォルダに.mqoファイルが保存できているか、確認してください。

7.F3キーを押して視点を真正面にします。

7.png

8.ポリゴンの縦横比を修正したい場合、移動コマンドを選び、編集オプションのを有効にします。これで辺を直接選択できるようになりました。も有効にすると長方形による範囲選択ができます。辺を選択したら、緑や赤の矢印を動かして調整します。

8.png

9.png

9.ナイフコマンドを選び、ポリゴンを物体の境界線に沿って切断します。Shiftキーを押しながらだと水平・垂直に切断できます。

10.png

10.削除コマンドで不要な面を削除します。

11.png

11.名前を付けて保存からDirect3D Retained Mode (*.x)形式で保存します。

13.png

14.png

15.png

12.BVEのストラクチャリストファイルへ.xファイルを追加し、マップファイルへ設置します。マップファイルでの位置の調整とBVEの再読み込みを何度か繰り返して、位置を微調整します。

16a.png

16.png
もしストラクチャが表示されなかったり、表示がおかしいときは、テクスチャの縦横が2の累乗ピクセル(2,4,8,16,32,64...)になっているかもう一度確認してください。

13.BVEで設置してみて大きさが合わなかった場合、拡大コマンドを選び、すべてを選択してから黄色の■を動かして調整し、再度.x形式で保存します。

17.png

18.png

お疲れさまでした! 路線制作をお楽しみください

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?