準備
フリーソフトの「メタセコイア LE R3.0」をインストールします。また、下記を参考にテクスチャ(画像素材)を用意してください。
BVE向けテクスチャ作成講座
http://qiita.com/piyoken/items/81eef69f19cdac341ba3
今回は下のテクスチャを使って速度制限標識を作成します。右クリックして「名前を付けて画像を保存」してください。縦長になっているのはテクスチャの縦横サイズが必ず2の累乗(2,4,8,16...)でなければならないためです。オリジナルの画像を使う場合もこの画像サイズには常に注意が必要です。ふつうはpng形式の画像を使います。
操作手順
1.メタセコイアにおける座標軸を確認します。BVEとの対応は画像の通りです。Z軸(奥行き)はBVEとメタセコイアとで逆向きになっています。
2.まだ何も作っていませんが、テクスチャと同じフォルダに名前を付けて保存
します。
3.平面ポリゴンを作成するため、基本図形
コマンドを選びます。詳細設定を開き、横・縦方向の分割数が1
であることを確認してXY
を選択します。
4.Scale
を選び、横方向の大きさは赤い■で、縦方向の大きさは青い■で(ほんとうは緑色の■のはずですが・・・)調整します。参考として、灰色の格子は1マス50cmです。あとで実際にBVEの画面と見比べながら微調整することにして、ここでは大ざっぱに設定します。上下左右の位置はBVEのマップファイルで直接変更できるため気にする必要はありません。
5.材質
パネル(右下にあるはず、どこにも無ければCtrl+M
)で新規
をクリック→mat1
をダブルクリック→「模様」のところに最初に用意したテクスチャのファイル名を入力します。
6.材質
コマンドを選び、面を直接クリックします。
面に画像を貼りつけられれば成功です。もし何も変わらない場合は、手順5.のファイル名が正しいか、手順2.で画像と同じフォルダに.mqoファイルが保存できているか、確認してください。
7.F3
キーを押して視点を真正面にします。
8.ポリゴンの縦横比を修正したい場合、移動
コマンドを選び、編集オプションの辺
を有効にします。これで辺を直接選択できるようになりました。範
も有効にすると長方形による範囲選択ができます。辺を選択したら、緑や赤の矢印を動かして調整します。
9.ナイフ
コマンドを選び、ポリゴンを物体の境界線に沿って切断します。Shift
キーを押しながらだと水平・垂直に切断できます。
10.削除
コマンドで不要な面を削除します。
11.名前を付けて保存
からDirect3D Retained Mode (*.x)
形式で保存します。
12.BVEのストラクチャリストファイルへ.xファイルを追加し、マップファイルへ設置します。マップファイルでの位置の調整とBVEの再読み込みを何度か繰り返して、位置を微調整します。
もしストラクチャが表示されなかったり、表示がおかしいときは、テクスチャの縦横が2の累乗ピクセル(2,4,8,16,32,64...)になっているかもう一度確認してください。
13.BVEで設置してみて大きさが合わなかった場合、拡大
コマンドを選び、すべてを選択
してから黄色の■を動かして調整し、再度.x
形式で保存します。
お疲れさまでした! 路線制作をお楽しみください