はじめに
みなさんこんばんは!hiropyです。
今回はre:inventで参加したセッションを、英語できないマンなりにざっくり振り返っていこうと思います!
本記事では「AWS storage: The backbone for your data-driven business」について記載していきます。
翻訳ミス、意図の取り違えがあるかもしれませんが、「こんなことしてたんだ」くらいでご参考にしていただけると幸いです。
セッション概要
- セッション名:STG227-INT | AWS storage: The backbone for your data-driven business
- セッションタイプ:Inovation talk
- レベル:200
セッションの概要は以下の通りです。
AWSは、アプリケーション、アナリティクス、AI/MLのワークロードを強化する、信頼性、拡張性、安全性の高いストレージサービスを提供しています。このイノベーショントークでは、AWS Distinguished EngineerのAndy Warfieldが、AWSが提供する最新のストレージイノベーションと、洞察とイノベーションを加速する弾力的で俊敏なデータ基盤の構築方法に関する内部見解を紹介します。AWSのハイパフォーマンス・ストレージを活用し、データアクセスの高速化、データレイクの簡素化、AI/MLイニシアチブの強化を実現することで、企業がどのように競争優位性を高めているかをご覧ください。アンディは、AWSストレージがデータ主導型ビジネスのバックボーンとして、セキュリティ、ガバナンス、アナリティクス、アプリケーション開発をどのようにサポートするかについて、重要なポイントを提供します。
各ストレージの歴史とアップデート、活用できるユースケースについてのお話でした!
セッション内容
EBSについて
EBSは今年15周年。
EBSは基本的にNitro上で動いている。
Nitroは安全で信頼性の高いデータ保護を行っている。
EBSは15年もの間で、400,000 ものオペレーションができるようになった(I/Oどっちか忘れました)
EBSとEC2インスタンス間では、データをパイプライン的に処理することで、読み書き速度の向上を実現した。(データ依存性のあるものは別で抜き出し、それ以外の部分と並列して処理する)
S3について
S3は17年前から最古のストレージサービスとして機能してきた。
昔から主にデータレイクやアプリケーションの基盤として利用されてきたが、ここ数年でアプリケーションでの活用がより顕著になってきた。
利用者からは、より低レイテンシで高速なユーザ体験が求められている。
S3 Express Onezone
本日発表されたシングルAZのアーキテクチャ
同じAZに通信対象のアプリケーションを配置することで、リクエストのレイテンシが下がる。
従来と比較してリソースの利用効率がいい。
レイテンシが通常よりも約 10 倍低く、レイテンシは 1 桁ミリ秒で、数百万のリクエストを実行できる。
新しいバケット タイプのディレクトリ バケットである。 s3 と通信するプロトコルのメタデータ ディスカッション。非常に低いレイテンシを必要とする非常に高い TPS ワークロード向けに設計されている。
特に効果が出るのが機械学習。
同一AZで低レイテンシを実現することで、GPU の利用率が高まり、処理全体の時間が約 50 ~ 60% 早く短縮される。 ジョブ全体の実行時間を短縮することができる。
Fsx
エンタープライズに対するマイグレーションでは、レジリエンス(回復力)も求められる。
この中で、FSxはマイグレーションの役に立つ。
FSx Netapp ontapがアップデートされ、スケールアウトが可能になった。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/new-scale-out-file-systems-for-amazon-fsx-for-netapp-ontap/
書き込み速度は最大6倍、読み込み速度は最大4倍になった。IOPSについては最大7倍。
amazon s3 access grants
https://aws.amazon.com/jp/s3/features/access-grants/
自身のディレクトリだけにアクセスさせることが可能。
データアクセスを管理するサービスで、パーミッションをスケールすることも可能。
FSx for Lustre
https://aws.amazon.com/jp/fsx/lustre/
Amazon FSx for Lustre は、人気のある Lustre ファイルシステムのスケーラビリティとパフォーマンスを備えたフルマネージド共有ストレージ。
キャパシティの設定なしでもスケールすることができる。
Mountpoint for s3 and S3 Express one zone
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2023/11/mountpoint-amazon-s3-express-one-zone-storage-class/
Amazon S3 のマウントポイントを使用して、ファイル システム操作を使用して新しいAmazon S3 Express One Zone ストレージ クラスに保存されているオブジェクトにアクセスできるようになった。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回内容が多く、キャッチアップできてない点が多いのですが、少しでも参考になれば幸いです。