はじめに
みなさんこんばんは!hiropyです。
今回はre:inventで参加したセッションを、英語できないマンなりにざっくり振り返っていこうと思います!
本記事では「Delivering low-latency applications at the edge」について記載していきます。
翻訳ミス、意図の取り違えがあるかもしれませんが、「こんなことしてたんだ」くらいでご参考にしていただけると幸いです。
セッション概要
- セッション名:HYB305-R | Delivering low-latency applications at the edge [REPEAT]
- セッションタイプ:Breakout session
- レベル:300
セッションの概要は以下のとおりです。
AWSのハイブリッドサービスとエッジサービスは、AWSをリージョンとアベイラビリティゾーンからローカルメトロ、オンプレミス、ファーエッジに拡張し、エンドユーザーとワークロードにAWSを近づけます。本セッションでは、AWS Local Zones、AWS Wavelength Zones、AWS Outposts、AWS Snow Familyを利用して、レイテンシに敏感なアプリケーションを世界中のより多くの場所で実行する方法を学びます。メディアやエンターテインメントのコンテンツ制作、サイバーセキュリティ、デジタル広告、ヘルスケアリサーチ、高頻度株式取引、バーチャルリアリティ技術など、1桁ミリ秒のレイテンシを必要とするアプリケーションをどのように導入しているかをご覧ください。
より低レイテンシのサービスを提供するために、AWSのどのサービスが活用できるのかが、ユースケースごとに紹介されました。
セッション内容
各サービスごとに、どんなメリットがあるのか、レイテンシの改善効果、具体的な事例を紹介。
AWS Local Zone
AWSサービスのエンドポイントをよりユーザの近くに置くことで低レイテンシを実現するサービス。
主要なサービスは対応しており、ハイブリットクラウド移行にも活用できる。
環境はクラウド上に作成しつつレイテンシを上げたいときに活用できるサービス。
紹介された事例
Netflixの事例を紹介(参考)
Netflixはクリエイターのコンテンツ作成用ワークステーションをLocal Zoneを使用して提供することで、環境に5分以下でアクセスできるようなエクスペリエンスを実現。
どのサービスを使用していたか忘れた(多分outposts系?)
事例紹介
金融取引システムをAWS上に移行する際に、outposts系?をマイグレーションのハブにすることで低レイテンシでの移行を実現。
サービス展開だけでなく、移行時のレイテンシ改善でも各サービスが役立つ。
AWS Outposts Rack
https://aws.amazon.com/jp/outposts/rack/
自社内で物理的なAWS環境を持つことで、独立したクラウド環境を展開できるサービス。
主要なセットアップや管理は全てAWSが行う。
APIのエンドポイントも通常のAWSサービスを使用するときと同じエンドポイントなので使いやすい。
自社内でデータを保管しないといけない、みたいな規約にも対応できる。
紹介された事例
RIOT Games(参考)
特にFPSなど、数ミリ秒の誤差が結果を大きく左右するゲームにおいて、ユーザ全体の70%以上が?msくらい(メモ忘れ)になった。
RIOTがLocal Zonesなどを使用せずoutpostsを選択したのは、巨大なデータ容量が必要だったから。
データ容量の観点でもoutpostsは秀でた点がある。
AWS Outposts servers
https://aws.amazon.com/jp/outposts/servers/
outposts lackの小さい版。
スペースの限られた場所で低レイテンシのサービス提供を実現したいときに最適。
社内ネットワークに組み込むこともできるので、outposts servers同士で通信することも可能。
まとめ
低レイテンシを実現する方法は色々ある。
- サービスを展開するAWS Regionをユーザに近いところにする
- Local Zonesでエンドポイントをユーザの近くに配置する
- Outpostsでユーザエクスペリエンスが最適になる場所に自由に配置
感想
- これはスライド見ながら理解できた
- Outposts触ってみたいなと思った
以上、皆様のご参考になれば幸いです!