Storage Lens
S3の利用状況(容量やPUT APIリクエスト数のトレンドを見たり、ストレージクラスをスタンダードで使ってる割合分布を見たり)を可視化して分析するものです。多分。
アカウント、リージョン、ストレージクラスなどの軸でトップNなど見れて、個人的にいい感じです。
ダッシュボード作成
S3のメニューから"Sotrage Lens"->"ダッシュボード"をクリックして、右上の[ダッシュボードを作成]をクリックし、必要な値を設定してダッシュボードを作成します。48時間くらいかかります。
設定値
- ホームリージョン:このダッシュボードがあるリージョン
- ダッシュボードの範囲:Organization配下の任意のアカウント含めたり、リージョンやバケットを限定したり
- メトリクスの選択:無料メトリクスだけか有料のメトリクスも含めるか
概要 タブ
概要タブに、登録したAWSアカウント(今回4つ)の合計"ストレージ容量"、"オブジェクト数"、"平均オブジェクトサイズ"、"バケット数"、"アカウント数"、"リクエスト数"が表示されている
フィルタの設定で、"AWSアカウント"、"リージョン"、"ストレージクラス"、"バケット"、"プレフィックス"でフィルタリングできる
AWSアカウントを1つ指定しフィルタリングすると、以下のように概要の値が変化しフィルタリングが効いている事がわかる
傾向とディストリビューション
ストレージクラスやリージョンの割合
上位 N の概要
以下の図の下のほうに、上位3つが表示されます。
どういう上位かというと、メトリクスの箇所でプルダウンされている"ストレージの合計"、"オブジェクト数"などえらび、それぞれのメトリクスで、上位3つのAWSアカウント、リージョン、バケット、プレフィックスが表示されてます。図では詳細は割愛してます。図の下の方に出力されてます。いい感じですね。
PUT(やGET)リクエストの上位3つで、プレフィックスが出てくるの役立ちそう
アカウント タブ
アカウントの軸で分析できます。
メトリクスに"ストレージ合計"、"オブジェクト数"を指定することでアカウントごとのメトリクス推移がわかります。「上位N個のアカウント」フィルタがあるのがいいですね。
この下にも、棒グラフ、バブル分析、表などが表示されています。
棒グラフ
バブル分析
表
リージョン、ストレージクラス、バケット、プレフィックス タブ
これらも"アカウント"と同じく、この軸で分析ができます。表示される形式は同じです。
以下はストレージクラス タブでの確認結果です。
線グラフ
棒グラフ
バブル分析
表