自社アレルギーとは
自社アレルギーとは思想がぶつかり合い、かつ外部的要因で折れざるを得なかった時に発症する。
発症者は自社に対して強い嫌悪を持ち、最悪の場合退職を選択する。
症状
- 強い未来への不安
- 帰属意識の低下
具体例
従業員の評価において、苦手をどう評価するか?という議題が上がった。
従業員A「苦手を克服せずに得意を伸ばし綺麗な丸を作る事こそが会社」
上司B「一人一人が綺麗な丸となるべき、苦手だと言って伸ばさない事が許されるのであれば何もしなくて良くなる。薄い綺麗な丸を重ねて濃い丸にする事が会社」
~~~やいのやいの~~~
上記の話合い後、価値観の違い、上司という立場上逆らえない存在であることから従業員Aは自社アレルギーを発症する。
対処法
視野の確認
視野が広がりすぎていないか?
ぶつかり合った思想にも共通の部分があり、その共通の部分をクリアしていないのにも関わらず夢を語っていないか?
根底にあるのは従業員の技術力向上であり、苦手を補うか、得意を伸ばすかは伸び悩みが起きてから考えるべき、今考える事ではない。
過去の自分に感情移入していないか?
従業員Aに当たる人物が他者の苦手の改善をした時、糧にならず時間を浪費しただけなどの経験から他者の苦手を克服する事そのものを拒絶していないか?
上司Bに当たる人物が苦手だった行為を師に当たる人物と改善し、その時の経験から苦手克服の神格化をしていないか?
正義と信じた思想とぶつかり合う思想は別の正義という事を忘れない。
人が分かり合う事自体不可能という事を理解する。
人は結局脳内報酬でしか動かない
嫌だと思った事に脳内報酬が一切出ない人間
嫌だと思ったことが出来るようになることで脳内報酬が出る人間
この二者がニュートラルでわかり合える事はない。
自己をあやす
筋が通ってなくてもいい、論理がめちゃくちゃでもいい。
表にさえ出さなければ最強の精神安定剤になる。
こいつを裏で処方出来るかが凡人と天才の境目