Bash on Ubuntu on Windows
Windows Creators Update の目玉機能です。
Windows で Bash が動くだけではなく Windows Subsystem for Linux として Ubuntu 16.04 が構築されています。
とはいえ、ここでは詳しくは述べません!(述べられません…)
Bash on Ubuntu on Windows (以下 BoW) は既にインストール済みとします。
ディレクトリ
BoW では普通に Windows のファイルシステムを利用できます。
具体的には
/mnt/[ドライブレター]/[ディレクトリ]
としてアクセスできます。
PAServer
PAServer を BoW で実行してみます。
まず、デフォルトで下記の位置にある Linux 用 PAServer を適当なディレクトリにコピーします。
というのは、パスの途中に空白があるとめんどくさいからです。それ以上の意味はありません!
C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\19.0\PAServer\LinuxPAServer19.0.tar.gz
今回は
C:\Ubuntu\
にコピーしました。
tar xvf
で展開しても良いのですが、めんどくさいので僕は Windows から展開しました。
展開された
C:\Ubuntu\PAServer-19.0
に PAServer があるので、BoW で動かしてみます。
oh... 上手くいきませんでした!
なんとなく、ちょっと頑張れば動きそうな気配がしますが、今回は深追いしません。
コンソールアプリケーション
気を取り直して先の記事でビルドしておいた HelloUbuntu を動かしてみます。
Delphi でビルドしたコンソールアプリケーションは無事動作しました!
まとめ
PAServer は使えないけど、Delphi でビルドしたアプリは実行できました。
PAServer のエラーメッセージをみるとソケットのエラーが出てるので、ソケットを使ったアプリケーションは動かないかもしれません。