アルプ株式会社でエンジニアをしています、集約のエンティティ@pictinyです。
これはNotion Advent Calendar 2019 18日目のエントリです。
17日目はNotionでデータベースを関連付けるでした。
ストーリーポイント
スクラム開発における作業量の見積もりの単位にストーリーポイントがあります。
一般的なプロダクトバックログにはストーリーポイントが用いられるかと思います。
Notionのデータベースでバックログを作った場合にもストーリーポイントを入力したくなりますし、スプリント毎のストーリーポイントを集計したくなるでしょう。
プロパティの計算
Notionのデータベースにはプロパティの入力値を集計する機能があります。
Table Viewで計算したいプロパティを表示し、プロパティの列の下部のCalculate
から計算式を選択することで計算結果が下部に表示されます。
ストーリーポイントを集計したい場合にはSUM
を選択することで集計できます。
![ストーリーポイント](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com%2F0%2F427952%2Fff4cf884-3a8e-0604-782c-29e126cee9b3.png?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=230a4d27c1f043f6a38f7e94fc0a8e0c)
計算は表示されているデータに対して行われるので、計算に含めたくないデータがあればフィルターしましょう。
プロパティタイプ
プロパティに対して使える計算式はプロパティタイプによって変わります。
例えばSUM
を使いたい場合、プロパティタイプはNumber
にしなければなりません。
ストーリーポイントをプランニングポーカーで求める場合、1、2、3、5、8、13、、、と決まった値になります。
有限集合なのでプロパティタイプをSelect
にしたくなりますが、そうするとSUM
が使えなくなります。
ストーリーポイントのように集計したいデータであればプロパティタイプはNumber
にしておきましょう。
まとめ
データベースで入力したプロパティを集計する例を紹介しました。
ストーリーポイントのためにNumber
の有限集合しか持たなくてSUM
が使えるプロパティタイプ、Number Select
ってのがあれば便利だと思うのですが、それは今後のアップデートに期待です!