はじめに
最近話題のAI UIツール「V0」と、デプロイに便利な「Netlify」を使って、個人開発ツールをたった1日で公開してみました。
「アイデアはあるけどUIを作るのが面倒」「とにかく早く公開したい」——そんな悩みを抱える方にこそ知ってほしい、爆速開発体験でした。
今回作成したのは、ポートフォリオの資産配分を入力するだけで、自動でグラフ化&リバランス提案をしてくれる可視化ツールです。
エンジニアとしてはもちろん、投資に興味のある方にも役立つような、シンプルで使いやすい構成を意識しました。
この記事が向いている読者
ノーコード/ローコードツールを使って最短で個人開発したい人
UIデザインに時間をかけずにプロトタイプを素早く作りたい人
V0やNetlifyに興味はあるけどまだ触ったことがない人
AIや自動化ツールで開発のワークフローを効率化したい人
作ったサービスの紹介
今回開発したのは、ポートフォリオのリバランスを自動で計算・可視化してくれるWebツールです。
投資の経験にかかわらず、誰でも直感的に使えることを目指して作りました。
🎯 サービスの目的
投資を続けるうえで大切な「リバランス」は、計算や判断が意外と手間のかかる作業です。
このツールは、そうした面倒な作業を自動化し、視覚的にもわかりやすくサポートすることを目的に開発しました。
対象は投資初心者から中上級者まで。
「今の資産配分と目標配分がどれくらいずれているのか?」
「どの資産をいくら売買すれば理想に近づくのか?」
を一目で把握できるように工夫しています。
🛠 主な機能
✅ リバランス計算機能
現在の保有額と目標割合をもとに、必要な売買金額を自動算出。
📊 資産配分のグラフ表示
現在と理想の配分を円グラフで比較表示。
💡 積立リバランス提案
毎月の積立額を調整することで、リバランスを自然に達成する方法を提案。
📱 マルチデバイス対応
スマートフォン、タブレット、PCでもストレスなく利用可能。
🔗 公開URL
👇 実際のサービスはこちらから利用できます!
👉 https://portfolio-rebalancer.netlify.app/

どうやって作ったか(開発ステップ)
要件定義(&壁打ち)
まずは要件定義です。
「リバランスをする際の再計算が面倒臭い」。
このような悩みはすでに持っていたので、どうしたら悩みを解決できるのか、まずはChatGPTで壁打ちを行いました。
また、他にはどんなツールがあるかなどの競合調査も壁打ちをしながら行なっていきました。
実装
アイデアのイメージが湧いたあとは下記のようなスクリプトでV0にデザインを作成してもらいました。
ターゲットユーザー:
資産運用を既に始めていて、自分の資産のリバランス(資産の調整)が行いたい人
上記ユーザーのどんな悩みを解決するか:
自分の資産が、理想の資産割合に対して、どれくらいずれているか。
何をいくら売却、購入すれば良いかが簡単に計算できる。
機能:
・国内株式、先進国、新興国、世界等ある程度デフォルトで項目は作るが、ユーザーが項目に関しては編集できる。その各項目に関して、現在の資産額(円)と、その資産がポートフォリオで占めるべき割合(%)を入力できる。
・計算ボタンが押されると計算が行われ、各項目の隣にいくら売る、あるいはいくら買うべきか表示される。
・割合のトータルが100%に満たない場合はエラーを出す。
構成:
ページ遷移は行わせず、1ページで上記動きが完結するようにする
🧠 V0で驚いたことと良かった点
まず驚いたのは、Version1の段階で既にかなり完成度の高いUIが出力されたことです。
プロンプトを一文入れただけで、入力フォームやグラフ、ボタンの配置などが「まさに欲しかったUI」として生成されたのは衝撃でした。これにより、デザインの初期構想や試行錯誤にかける時間を大幅に短縮できます。
✨ V0を使ってみて特に良かったポイント
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プレビュー画面の柔軟性
生成したUIは、別タブでフルスクリーン表示できるだけでなく、スマホ・タブレット・PCサイズに切り替えて確認可能。レスポンシブ対応の確認が非常にスムーズでした。 -
リポジトリの一括出力 / 取り込み
ワンクリックでプロジェクト全体をZipファイルとしてエクスポート可能。そのままGitHubに上げたり、再編集のためにZipごと読み込んだりと、開発の往復がしやすいです。 -
要素指定の柔軟性
AIに指示する際、「ここにグラフを置いて」「この項目は削除して」など、具体的な要素単位で細かくカスタマイズできるのが便利。修正時も的確に反映されやすく、学習も速い印象でした。
今回のアプリは、DBもAPIも使わず、フロントエンドで完結するシンプルな構成だったため、リバランスの計算ロジックやUIまわりの処理もすべてV0で完結させました。
コードエディタで直接修正することもできますが、V0内で全て仕上げられたのは想像以上に快適でした。
このように、V0は単なる「モック作成ツール」ではなく、本番レベルのUIをベースにした開発を短期間で可能にする強力なツールです。
🚀 デプロイ
V0を使っていれば、Vercelとの連携でそのまま一瞬でデプロイできるのですが、
今回はVercelの無料プランが商業利用不可という制約があったため、Netlifyを採用しました。
🌐 Netlifyもとにかくすごい
Netlifyは、GitHub連携をするだけで自動的にビルド → デプロイまでしてくれるため、設定はほぼゼロ。
また、以下の点でも非常に優れていると感じました:
✅ デプロイが爆速:プッシュしてから数十秒で本番反映されるスピード感
🔁 変更のたびに自動更新:デプロイ履歴も残るので、ロールバックも安心
🌍 独自ドメインやSSL設定も無料&簡単:Netlify側でDNS管理すれば数分で完了
🧪 実験的なブランチも即時プレビュー:開発中のブランチも本番同様にURLが発行され、関係者と共有しやすい
また、今回は使っていませんが、フォーム機能やサーバーレス関数(Functions)も用意されており、将来的な機能追加にも強いと感じました。
V0でUIを作り、Netlifyで即時公開するこの流れは、「とりあえず世に出してみる」までの障壁を限りなくゼロに近づけてくれると実感しています。
📝 まとめ
今回、話題のAI UI生成ツール「V0」と、ノーコードで高速デプロイ可能な「Netlify」を組み合わせることで、たった1日で使えるWebアプリをリリースすることができました。
特に印象的だったのは以下の点です:
UIデザインに時間をかけず、アイデアをすぐ形にできたこと
コードの品質も実用レベルで、即本番運用できたこと
Netlifyの高速デプロイにより、「公開するハードル」が限りなく低かったこと
これまで「個人開発=時間がかかる・手間が多い」と思っていた方にこそ、
V0 × Netlifyの爆速開発体験をぜひ試してみてほしいです。
💡 最後に
もし「こんな機能が欲しい!」などありましたら、ぜひコメントで教えてください!
以上、V0とNetlifyで爆速リリースした「ポートフォリオ リバランス計算ツール」の紹介でした。
この記事が、みなさんの開発のヒントになれば幸いです 🙌



