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Ethereum SmartContract(スマートコントラクト)の開発環境を構築する - Ropsten 編

Last updated at Posted at 2019-06-04

概要

今回は一番環境設定が簡単な、WebのIDE環境で開発環境を構築していきます。
また、今回はEthereum NetworkのTestNet(Ropsten)を使用します。

これから開発を始める皆様へ

Ethereum SmartContractのデプロイは、他の言語と異なる点があります。
具体的には、デプロイには費用(ETH)が発生します。
これは、デプロイ先がEthereum Networkになるので
Ethereum Networkの使用料が発生するためです。

1. MetaMask

MetaMaskは複数あるEthereum Network(Live, Test, Private)を切り替えてくれる、プロキシの役割をしてくれるツールです。

インストール方法

MetaMaskはGoogle Chromeのプラグインでインストールすることができます。
詳しいインストール方法は、下記の記事が参考になります!!

参考になった記事
Ethereum testnet (Ropsten)のアカウントを作成して1 ETH取得する手順

2. Remix(IDE)を表示する

Google Chromeで下記のURLを表示することで、開発がスタートできます。

3. コンパイルしてみる

Remixの画面をひらいて、Start to compileをクリックします。

スクリーンショット 2019-06-05 0.25.07.png

参考までに、今回使用したSource codeを下記のまとめておきます。

SampleCode
pragma solidity ^0.5.0;

contract HelloWorld {
    
    constructor() public {
    }
   
    function get() public pure returns (string memory) {
        return "HelloWorld";
    }
}

4. デプロイしてみる

  • まず、Runタブ内のDeployをクリックする。
スクリーンショット 2019-06-05 0.47.32.png
  • 次に、確認ボタンをクリックするとデプロイできます。
スクリーンショット 2019-06-05 0.49.28.png

進捗を確認する

  • コンソールに吐き出された、URLから進捗が確認出来ます。
スクリーンショット 2019-06-05 0.50.29.png
  • 赤線内の文字列がSuccessになったら、完了です。
スクリーンショット 2019-06-05 0.50.52.png

5. functionを実行してみる

デプロイが完了したら、functionを実行してみましょう!
赤線内のgetをクリックすると、Helloworldの文字列が返ってくるのが分かります。

スクリーンショット 2019-06-05 0.53.24.png
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