こんにちは、ぺぺです。※こちらの記事は「なんでもCopilot Advent Calendar 2025」の21日目です。
2025年の Message Center 情報を1年分まとめて、「ニュース」として振り返る形にしてみました。 Copilot ChatでGPT-5.2 Think Deeperが使えるようになって精度が一段と上がったので、それを紹介することも兼ねています。
この記事では、以下の3部構成でまとめます。
- Part 1:1年間の振り返り(ニュース)
- Part 2:どうやってまとめたか(手順・コツ)
- Part 3:結果を見る(公開日×月次 / 製品別件数 / カテゴリ別件数 / Agent特集)
目次
part-1-2025年の振り返り年次ニュース
結論:2025年は「要約」「エージェント」「管理・統制」が主役だった
2025年のMessage Center(公開日ベース)を俯瞰すると、トレンドは大きく3つでした。
- 要約/サマリー(読む負担を減らす)
- エージェント(やってくれる範囲を広げる)
- 管理/設定/ポリシー(企業導入を前に進める)
そして、量的にもこの3領域が多く、年後半にかけて“管理や統制”が追いついていく印象がありました。
part-2-やり方
手順(ざっくり)
- Message Center の情報を Planner に同期
- Planner のタスクを Excel にエクスポート
- Excel を Copilot Chat にアップロード
- モデルを GPT-5.2 Thinking に変更
- 対話しながら分類・集計(ボタン対話に近い感覚で進められる)
コツ:GPT-5.2 Thinking(深く考えるモード)を選ぶと、
“Microsoft 365 Copilot でまとめられた更新” を Teams / PowerPoint / Excel… に「本文を読んで」再分類する精度が上がりました。
Copilotに投げた「分析プロンプト例」
えっと何の製品アップデートされたのかっていうのとどういうアップデートなのかっていうタイトルがあるのとメッセージセンターの番号mcプラス数字でえっとあります。で説明率に関してはえっとその詳細を書いていますまずはこれをきれいなテーブルに成形えっとしたいので、まずは内容をえっと理解してテーブルにえっと分解してみて。

Plannerからエクスポートしたデータは整形されていないので整形する指示をします。(もちろん音コパです)
いくつか分析をしてほしいんですが、日付ベースで何月にどれくらいのアップデートがあったかっていう観点のえっと分析が一つと次にえっと製品ごとにどれくらいえっとアップデートがあったかっていう観点でまとめてほしいですただし、製品に関しては、マイクロソフト三六をコパイロットっていう形でえっといろいろまとめられてしまっているので、それがチームスなのか、パワーポイントなのか。エクセルなのかというのは、アップデート情報の中身を見て分類をしてみてください。

グラフも文字化けせずに出力してくれますし、いい感じの精度でまとめてくれています。このようなやり取りを5ターンくらいしています。
part-3-結果を見る4つ
ここからは実際の出力結果を見ていきます。
対象は、PlannerからエクスポートしたExcelをCopilot Chatに読み込ませて分析したものです。
補足:Message Centerの「製品(Microsoft 365 Copilotなどのまとめ表記)」は、タイトル+本文の文脈から Teams / PowerPoint / Excel… に再分類しています。
3-1-公開日ベースの月次件数
2025年:公開日(Published date)ベースの月別件数
| 月 | 件数 | 一言ニュース |
|---|---|---|
| 2025-01 | 15 | 年初は静かな立ち上がり |
| 2025-02 | 14 | 会議・エージェント系の布石が増える |
| 2025-03 | 15 | 生成/要約が散発的に増加 |
| 2025-04 | 52 | 春の大型アップデート月 |
| 2025-05 | 29 | 定常運転(改善・拡張) |
| 2025-06 | 32 | 管理/展開の論点が見え始める |
| 2025-07 | 24 | 一息(ただしエージェント系は動く) |
| 2025-08 | 51 | 夏の山:体験拡張が目立つ |
| 2025-09 | 38 | 運用課題(権限・導線)を補強 |
| 2025-10 | 33 | 統制・管理・既定挙動の整備が進む |
| 2025-11 | 67 | 最大ピーク:情報洪水 |
| 2025-12 | 30 | 年末は改善+翌年の布石 |
読み取りポイント
- 山は 11月 / 4月 / 8月。
- “ユーザー体験の拡張”だけでなく、“管理・統制”もセットで増えていく(特に後半)。
3-2-製品アプリ別アップデート件数
Message Centerでは [Microsoft 365 Copilot] のようにまとめて書かれることが多いですが、
本文の文脈から「どのアプリの話か」を推定して分類しました(2025公開分・上位)。
| アプリ分類 | 件数 |
|---|---|
| Copilot App/Chat | 76 |
| Microsoft Teams | 65 |
| Admin Center | 50 |
| PowerPoint | 46 |
| SharePoint | 36 |
| Viva | 26 |
| Word | 17 |
| Outlook | 17 |
| Copilot Studio/Agents | 13 |
| その他/未分類 | 16 |
読み取りポイント
- “Copilotだけが増えた”ではなく、Teams / PowerPoint / SharePoint / Admin Center が強い。
- 現場(ユーザー体験)と管理(統制・可視化)が同時に増えていく構図が見える。
3-3-機能カテゴリ別アップデート件数
「どういうタイプの更新が多かったか」を見るために、本文の意図からカテゴリ付けしました。
| 機能カテゴリ | 件数 | 読み替え |
|---|---|---|
| 要約/サマリー | 122 | “読む・追う”を軽くする |
| エージェント | 111 | “やってくれる”を増やす |
| 管理/設定/ポリシー | 91 | “企業導入の壁”を越える |
| 文書/資料の生成・作成 | 38 | “作る”を速くする |
| 検索/発見 | 32 | “見つける/根拠に当てる” |
| セキュリティ/コンプライアンス | 3 | “守る” |
| 共有/連携/拡張 | 1 | “つなぐ” |
| UI/UX・操作性 | 1 | “使いやすくする” |
| 分析/レポート/メトリクス | 1 | “測る” |
読み取りポイント
- 2025年は 要約・エージェント・管理 が三大トピック。
- “生成(作る)”よりも、“要約(読む)”と“エージェント(実行)”が伸びたのが印象的。
3-4-Agentアップデート特集1本ニュース
ここからは「エージェント関連」を 1本のニュースとしてまとめます。
今回は “Agent / Agents / Researcher / Analyst / Facilitator / Project Manager Agent / Declarative Agents / Agent Store 等がタイトルに明示されるもの” を中心に抽出しました(2025公開分:90件)。
3-4-1. 2025年のエージェントは、6つの方向で進化した
| 方向性 | 件数 | ざっくり何が起きた? |
|---|---|---|
| Microsoft製エージェントの追加/GA(Researcher/Analyst/Facilitator/PM等) | 26 | エージェント“そのもの”が増え、一般提供へ |
| Teams/会議・チャットでのエージェント体験 | 18 | 会議・チャット・チャネルに入り込む |
| SharePoint/サイトでのエージェント活用 | 13 | サイト/ページ上の導線が整う |
| 管理者向け:管理・ガバナンス(MAC/権限/ライフサイクル/メタデータ) | 13 | “企業導入できる状態”に寄せる |
| Agent Store/入手・共有(モバイル含む) | 12 | 見つける・入れる・配るが楽になる |
| Copilot Studio:作成/共有/運用(知識ソース含む) | 6 | “作る側”の機能が強化 |
| その他 | 2 | 例:一部のエージェント/機能終了など |
3-4-2. 代表的なアップデート(抜粋)
① Microsoft製エージェントの追加/GA(Researcher / Analyst / Facilitator / PM など)
- MC1085251(2025-05-30)Researcher and Analyst moving to General Availability
- MC1099685(2025-06-20)Researcher in Copilot Notebooks
- MC1111176(2025-07-07)Researcher is available in Word for Microsoft 365 Copilot licensed users
- MC1134173(2025-08-12)Microsoft 365 Copilot: Source controls for Researcher Agent
- MC1060865(2025-04-23)Status Report with Project Manager Agent in Planner
-
(Facilitator系)
- MC1017117(2025-02-26)Microsoft Teams: Facilitator agent …
- MC1020213(2025-02-28)Microsoft Teams Rooms: New Facilitator agent …
一言でいうと:
「深掘りする(Researcher/Analyst)」「会議を回す(Facilitator)」「進捗を作る(PM Agent)」が揃ってきた年。
② Teams/会議・チャットでのエージェント体験
- MC1087634(2025-06-03)Microsoft Teams: Interactive agents for meetings and calls
- MC1137613(2025-08-18)Interact with SharePoint content in Teams channels using agents
- MC1143301(2025-08-27)SharePoint agents are available in Teams app Store
- MC1193415(2025-12-09)Microsoft Teams: Find SharePoint agents in Teams chats and Teams Store
- MC1019988(2025-02-28)Discover agents in Microsoft Copilot iOS/Android
一言でいうと:
エージェントが「会議」「チャット」「チャネル」に常駐しはじめ、導線が“Teams中心”に寄っていった。
③ SharePoint/サイトでのエージェント活用
- MC1131063(2025-08-07)SharePoint Agent: New Agent Link WebPart
一言でいうと:
「ページに貼れる」ことで、ユーザーの迷いが減り“使われる導線”が作られていく。
④ 管理者向け:エージェント管理・ガバナンス(MAC/権限/ライフサイクル/メタデータ)
- MC1147969(2025-09-04)Manage agent permissions directly in Microsoft Admin Center (MAC)
- MC1068269(2025-05-05)Microsoft Copilot: Metadata for Shared agent …
- MC1134170(2025-08-12)[Copilot Extensibility] Admins can manage ownerless agents …
- MC1066154(2025-05-01)Microsoft 365 admin center: Copilot extensibility …
- MC1108140(2025-07-02)Microsoft Copilot | Copilot Extensibility: …
一言でいうと:
「増えたエージェントを企業で安全に運用する」ための、権限・棚卸し・オーナー不在対策が進んだ。
⑤ Agent Store / 入手・共有(モバイル含む)
- MC1060855(2025-04-23)Agent Store enhanced agent discovery
- MC1092429(2025-06-11)… iOS and Android: Agent Store …
- MC1020219(2025-02-28)Agents in Microsoft 365 Copilot Chat in Outlook(導線拡大系)
一言でいうと:
「見つける→入れる→配る」が簡単になり、現場展開の摩擦が減っていく方向。
⑥ Copilot Studio:作成/共有/運用(知識ソース含む)
- MC1113667(2025-07-11)New declarative agent control to prioritize agent knowledge sources
- MC1179162(2025-10-24)Microsoft Custom engine agents: Introducing file upload support
- MC1108839(2025-07-03)Dialogs/Task Module Support Now Generally Available …
一言でいうと:
“作る側”の機能(知識ソース、UI、運用)が増え、エージェントが「作って終わり」から「運用する資産」になっていく。
3-4-3. まとめ(Agent)
2025年のエージェント領域は、
「種類が増える(Researcher/Analyst等)」→「使える場所が増える(Teams/SharePoint/Outlook等)」→「管理・統制が整う(Admin Center)」
という順番で前進した年でした。
という形で、進化したCopilot Chatを使えば2025年の裏コパをさら~っと振り返ることができました。今年も裏コパにご参加いただいた皆様ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。


