開発環境を整えるまでの流れ
- Eclipseをダウンロード&圧縮ファイル解凍
- XAMPPをダウンロード&インストール
- php.iniを書き換えて、XDebugを使えるようにする。
- Apache起動
- Eclipse起動
- PHP Development Toolsのインストール
- デバッグ実行時にXDebugを使うように設定する。
php.iniの設定
EclipseとXAMPPのダウンロードは上記リンクから行える。XAMPPのインストールは、ひたすら[Next]ボタンを押す。デフォルトの設定だと、php.iniはC:\xampp\phpにある。テキストエディタで開いて、以下の文字列を追加する。
[XDebug]
zend_extension=C:\xampp\php\ext\php_xdebug.dll
xdebug.remote_enable=On
上記の設定が終わったあと、XAMPP Control PanelでApacheを起動する。エラーログは、デフォルトの設定ではC:\xampp\apache\logs\error.logに追加される。もしphp_debug.dllが存在しない場合は、以下のようなログが出力される。
Failed loading C:\xampp\php\ext\php_xdebug.dll 8672:tid 524] AH01909: www.example.com:443:0 server certificate does NOT include an ID which matches the server name
何もエラーが出力されていないことを確認したあと、Eclipseを起動する。
PHP Development Toolsのインストール
Eclipseの上部メニューで、Help > Install New Software... を選択する。Work with:リストボックスから XXX - http://download.eclipse.org/releases/xxx を選択する(XXXにはバージョンの名前(4.5:Mars、4.3:Kepler)が、xxxにはその小文字が入る)。そしてフィルター入力欄にPDT(PHP Development Tools)と入力し、Programming LanguagesのPDTのチェックボックスをONにして[Next]ボタンを押す。あとはひたすら[Next]ボタンと[Finish]ボタンを押す。Eclipseの再起動を要求されるので再起動する。これで下準備は整った。
Debug Configurationsの設定
適当にPHPファイルを作成してF11を押す。何やらエラーが出るので、上部メニューの Run > Debug Configurations... を選択すると、PHP Web Applicationあたりに何やらバッテンがついている。どうやらDebuggerが設定されていないようだ。というわけで、DebuggerにXDebugを設定する。設定が終わったら再度F11を押すと、無事デバッガが走り出す。
感想
MarsなのにKeplerのPDTをインストールしてしまったせいで、ステップ実行時にマーカーが進まないというバグに遭遇した。次からは気を付ける。