Tux とは?
Tux(タックス)は Linux カーネルの公式マスコットで、「ロゴ」というより『ブランドキャラクター』として扱われているペンギンキャラのことです。1996年に Larry Ewing が GIMP で描いたもので、名前の由来は「Torvalds UniX」説と「タキシード(tuxedo)」説の両方があります。
Tux の基本すぺっく
- 何?: Linux カーネルの公式マスコット(ブランドキャラクター)
- 初出: 1996年ごろ
- 作者: Larry Ewing(ラリー・ユーイング) – 当時 Texas A&M 大学の学生だったプログラマ
- 制作ツール: 初期版 GIMP 0.54(オープンソースの画像編集ツール)
- 特徴: ぽっちゃりして、満足げに座っているペンギン
Linux界隈では「ロゴ」として扱われることも多いが、厳密にはロゴコンテストなどで優勝して採用されたロゴではなく、『ブランドキャラクター』という位置付けになっているようです。
なぜペンギンなのか
Linus Torvalds の「ペンギン好き」エピソード
Linux の生みの親 Linus Torvalds が昔からペンギンが好きで、
オーストラリア・キャンベラの動物園で小さなペンギン(フェアリーペンギンと言われてる)に噛まれた(ついばまれた)というエピソードが有名です。
この話から、Linus が「ペンギンに噛まれて『penguinitis(ペンギン熱)』になった」と冗談を言ったことがあり、そこから Linux のマスコットはペンギンにしようという流れになったと言われているそうです。
強そうなロゴを避けたかった
当時、Linuxコミュニティ内では、他OSっぽいロゴのパロディや、サメ・ワシなど「いかにも強そうな動物」を使う案も出ていましたが、Linus は「マッチョなペンギン」的なイメージは避け、親しみやすいキャラクターが良いと考えていたようです。
その結果、「お腹いっぱいで満足して座っている、ちょっと太ったペンギン」という今のTux像に至ったとされています。
つづきは。。。
また明日書きます・・・
