Gitを使い始めて間もないため、どのコマンドを使うのか混乱しがち...
と言うことで、最低限必要なコマンドをまとめました。
リポジトリセットアップ（初回のみ） init
Git管理を始めたいディレクトリで、initコマンドを実行。
git init
コミット対象に追加 add
ファイルをコミット対象に追加する場合は、addコマンドを使用する。
git add [オプション]
addコマンドにはいくつかパターンがある。
いずれのパターンでも-nオプションをつけることで、実際の処理は行わずに処理内容だけを表示することができる。慣れないうちは、このオプションを有効活用していきたい。
①ファイル名を指定して追加
例1）
git add sample.rb
例2）
git add *.rb
上記のようにファイル名を指定する。ワイルドカード（*）による指定も可能。
②バージョン管理されており、変更があった全てのファイルを追加 -u
git add -u
「変更されたファイル」「削除されたファイル」が追加される。
「新しく作られたファイル」等、バージョン管理されていないファイルは追加されない。
レポジトリ内のどこで実行しても、レポジトリ全体を処理する。
③変更があった全てのファイルを追加 -A
git add -A
「変更されたファイル」「削除されたファイル」「新しく作られたファイル」全てが追加される。
レポジトリ内のどこで実行しても、レポジトリ全体を処理する。
④カレントディレクトリ以下の、変更があった全てのファイルを追加
git add .
カレントディレクトリ以下の「変更されたファイル」「削除されたファイル」「新しく作られたファイル」全てが追加される。
カレントディレクトリ以下のみを処理する。
コミットする commit
git commit
addで追加されたファイルをコミットする。
また-mオプションをつけることで、エディターを起動することなく、コミットメッセージも指定してコミットすることが可能。
git commit -m "Commit test"
ブランチ作成と切り替え checkout -b
git checkout -b 【ブランチ名】
例）
git checkout -b new-branch
→ new-branchブランチが作成され、自動的にnew-branchブランチに切り替わる
masterブランチでずっと作業するのではなく、その都度トピックブランチを作成して作業するのが好ましい。
ブランチを切り替える checkout
git checkout master
→ masterブランチに切り替わる
マージする merge
git merge <ブランチ名>
例）
git checkout master
git merge new-branch
マージしたいブランチに切り替えてから、mergeコマンドを実行する。