33
32

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

webpackで差分ビルドをする

Last updated at Posted at 2016-03-08

はじめに

大規模なjavascript開発をする時に便利なwebpackですが、微調整の度にビルドをするのは面倒くさいです。差分を検知してそこだけビルドしてくれる方法はないの?と思いますが実はあります。ポイントは以下の2つです。

  • WATCH モード
  • casheを有効にする

WATCHモードを使う

WATCHモードとはビルド対象のファイルに変化があった場合に検知して、自動的に再ビルドしてくれる機能のことです。コマンドラインからwebpackを実行している場合は、以下のようなオプションをつけることでWATCHモードにすることができます。
参考文献

webpack --watch

cacheを有効にする

cacheを有効にするにはwebpack.config.jsのcacheをtrueに設定します。
参考文献

module.exports = {
   entry: ......
   output: .....

   // これを追加するだけでcacheが有効になる
   cache: true
}

grunt-webpackで上記設定をやるには

趣味で作ってるゲームでは、gruntからwebpackを叩いています。それに使っているのはgrunt-webpackなのですが、こいつで上記の設定をやるには、以下のようにします。

module.exports = {
   // cache有効化はwebpack.config.jsと同じ
   cache: true,

   // これでwatchモードを有効にする
   // 基本的にkeepalive: trueとセットで指定すること
   // keepaliveはgruntタスクを終了させないという意味で、
   // これを指定しないとgruntタスクが速攻で終了してしまいwatchできない
   watch: true,
   keepalive: true
}

サンプルコードなど

手前味噌ですが、自作ゲームでwebpack差分ビルドを設定したところのコードです。
https://github.com/kaidouji85/gbraver/blob/d1bab0412120531f06d2a55fc5e64cd06e6e381e/grunt/webpack/webpack.watch.config.js

また、プロジェクト全体のコードはこちらです。
https://github.com/kaidouji85/gbraver/tree/d1bab0412120531f06d2a55fc5e64cd06e6e381e

33
32
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
33
32

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?