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令和に捨てる寸前のiBook G4の活用を試みて失敗した記録

Last updated at Posted at 2020-10-20

1.jpg

目標 : ブートできなくなったiBook G4を修理して、嫁のためにHuluAmazon Prime Video 専用機を準備する。

状況 :
HDD(PATA): 一部不良セクタが存在する.
メモリ: 512MB
光学ドライブ: 故障

実施 :
Linux USBブート (Ubuntu, Lubuntu)
OSX USBブート (Tiger, Leopard, Snow Leopard)

結果 : 失敗.

ibook G4 に ubuntu16 をインストール (失敗)

以下を参考にUbuntu16を入れる

[今さら] もう 2019 年だというのに iBook G4 に Ubuntu 16.04 LTS をインストールしてみる - Qiita

Live USBの作り方

Ubuntu Bootable USB Rufus

iBook G4 で USBブートの手法

iBook G4でLubuntu 14.04をUSBメモリィから起動、インストールする — Genji App Blog

上を参考に作る

現状は

  • MAC OS Xがインストールされている

光学ドライブが生きていたら、SnowLeopardのインストールディスクで復活しそうだが。
光学ドライブが死んでいるのでどうしようもできない。

Snow LeopardのDVDをUSBに焼くとよいのか?

どちらにしても、クリーンインストールできるならUSBブートすればよいのではと思ってきた。

USBブートの方法

Command + Option + o + fを押し続けて起動.

起動後に以下のコマンドをコンソールに入力

> boot ud:,\\:tbxi

9.jpg

> live video=radeonfb:1024x768-32@60

10.jpg

試行1

  • USB(4G) : ubuntu-mate-16.04.1-desktop-powerpc.iso - 1.6GB
  • USBブートを試す
  • Liveブート成功! タッチパネル起動できた.

試行2

  • USB(4G) : lubuntu-16.04-desktop-powerpc.iso - 929MB
  • USBブートを試す
  • 成功! EthアクセスOK!

LiveUSBメモリの初期化方法

コマンドプロンプトで以下を実行します。

$ DISKPART
$ list disk
$ select disk <disk no>
$ clean
$ create partition primary
$ list partition
$ list volume
$ select volume <volume no>
$ format fs=fat32 label="USB NAME" quick
$ assign letter=<letter>
$ exit

2019/6/5
USBが届いたのでSnowLeaopardをやってみる

Snow Leopard の起動USBを作る : 試行1

  • USB(16G)

  • 失敗

  • snowleopard.isoをrufusでバーニングしようと試みたが、エラー。
    「このイメージはブート非対応あるいは、Rufusでサポートされていないブート方式、圧縮方式を使用しています」

Snow Leopard の起動USBを作る : 試行2

別のmacbookを使って焼きこみを行う.

1. MacでSnowLeopardにディスクを挿入 or ISOをマウント
2. 「ディスクユーティリティー」を起動
3. 「ディスクユーティリティー」にて、USBメモリ(ドライブ)のパーティションを選択. ※ドライブの子ツリーに一つだけパーティションがあるはず。
4. 「復元」を選択
5.  焼きこむディスクを、先ほどマウントしたSnowLeopardを選択 or マウントのアイコンをドロップダウンリストにドラッグ&ドロップすると、「復元」が選べるようになる
6. 「復元」を実行

起動ディスクを作成できたっぽい

iBook G4を Snow Leopard でUSBブートする

Command + Option + o + fを押し続けて起動.

失敗!

よく考えたら、PowerPCには Snow Leopardはインストールできない!
Leopardまでだった!

Leopard のインストールDVDを探す

以下からダウンロード
https://archive.org/details/OsxLeopardInstall

  • USBにLeopardを焼きこみ OK

iBook G4でLubuntu 14.04をUSBメモリィから起動、インストールする — Genji App Blog

boot ud:,\:tbxi
live video=radeonfb:1024x768-32@60

  • 失敗:

ブートUSBの作り直し

Install OSX 10.5 Leopard on Powerbook G4 (a1138) with a USB drive! WITH 10.5 LEOPARD IMAGE
https://www.youtube.com/watch?v=CZyiMlLZV1Q

OSX 10.5 Leopard location (PowerPC & Intel):
https://drive.google.com/file/d/0Byhts_pMay1hWHdyOWhGd1Vkdnc/view

OSX 10.4 Tiger
https://drive.google.com/uc?id=0Byhts_pMay1hUnRlS1M4WDBLd28&export=download

1. ドライブ SanDisk Ultra Mediaを「消去」
 - 名前: Leopard
 - フォーマット: Mac OS拡張(ジャーナリング)
 - 方式: Appleパーティッションマップ

2. イメージを書き込み

3. 書き込み後 : パーティッションインフォにて、「BSD装置ノード」=「disk2s3」 になっていることを確認

4. *Command* + *Option* + *o* + *f*を押し続けて起動.

起動後のコンソールの操作

0 > dev / ls

/pci@f2000000
    /usb@1a
        / device@1


0 > devalias ud /pci@f2000000/usb@1/disk@1
0 > dir ud:3,\ -   # 「:3 」とは、3番目のパーティションということ.
0 > boot ud:3,\System\Library\CoreService\BootX # Boot!

失敗. disk@ が見つからない。

Lubunt のLiveUSBは /usb@1b/disk@1 が確認できた。

どうもInstall Diskを焼くだけではだめみたい。

Youtubeのリンクにあるように、Leopardの .dmg ファイルでトライしてみる.

16GBのメモリではではなく4GBのメモリを使うことでブート成功!!!

Leopard を USBからブート

ud:,\\:tbxi
live video=radeonfb:1024x768-32@60

9.jpg

# 管理者権限になる
$ sudo su -

# 管理者権限でファイルブラウザを開く
$ gksudo pcmanfm

Lubuntu を USBブート

(2019/06/06)

Lubuntuの起動がうまくいかない。
起動の途中で止まってしまう。
USBを交換してみる。

試行1

  • 4GBのUSBメモリにRufus を使ってLubuntuを焼きこむ

成功!

以下、Lubuntu上での動作メモ.

もともと入っていたファイルのバックアップを取っておく。

# パスワード変更
$ sudo su -
$ passwd


# CUI にする
$ alt + control + f1
# GUI にする
$ alt + f7

# メディアのマウント
$ fdisk -l
$ mkdir /media/lubuntu/hdd
$ sudo mount /dev/sda1 /media/lubuntu/hdd

GUIのファイルブラウザで, 内蔵HDDにアクセスしたら自動でマウントされた

# フォルダのサイズ
$ du -sh ./*

# ファイルの同期
# -a 
# -v info
# -h filesize
# -r subdir
# --ignore-existing 同期先にファイルがあったらスキップする
# --exclude="Applications" --exclude="Library"

sudo rsync -avhr --progress --ignore-existing  /Users/katu1129sk/Pictures/ /Volumes/HDD320GB/BackupMacbookAirKatu1225/Pictures/ --exclude="Applications" --exclude="Library"


(2019/06/07)

元のHDDからUsersディレクトリの復旧完了10GB程度

復旧完了..

疲れた。

途中経過

iBook G4 の OS入れなおしに関してのTips

  • 状況

    • ブラックスクリーン. ID & Password不明でログイン不可.
    • 光学ドライブ故障. ディスクを入れるとウーウー唸り吐き出される.
  • USBブートの場合、USBメモリサイズが多き過ぎると認識されない。

  • 今回の場合 4GBはブートディスクとして読み込まれた。8GB, 16GBは認識されなかった。

  • Snow Leopard からはIntelマックであるため、PowerPCではSnow Leopardは非対応.

  • PowerPC対応のLeopardのブートディスクは4GBを超えるために、USBブートはできなかった。

  • Leopard 10.5.dmg = 6.6GB, Tiger 10.4.dmg = 2.6GB

  • PowerPC対応のTigerはブートディスクが4GB以下なので、ブート できた.

  • Installディスクをそのまま焼きこんでもブートディスクにはならない。 -> 参考リンクから.dmgファイルを落としてUSBに焼きこみした。

  • データの救出にはlubuntu-16.04-desktop-powerpc.iso (930MB) を使用した.

  • Lubuntuにてデータ普及する際、GUIモードだとフリーズが頻発した。CUIモードにして作業することで解消。 rsyncを使って1日かけてデータを救出した。

  • ブートディスクの作成にはMac上の「ディスクユーティリティ」を使って、定められた手順により実行する必要がある。Windows上で.dmgをバーンするだけではだめだった。Apple標準のフォーマット等が必要か。パーティションの切り方も決まりがありそう。

(やっと) iBook G4 Tiger 10.4 を使う

Leopard は イメージファイルのサイズが大きすぎてブートできなかった。

そのため、一世代古い Tiger を使用することにする。

AppleはLeopard(Mac OS X v10.5、2007年10月26日リリース)以降、PowerPCと互換性のあるOSをリリースしていません。つまり、それ以後の新機能、そしてMac App Storeなどは完全に使用不可能なのです。Appleのデスクトップソフトウェアの状況も同様です。Appleが提供しているPowerPC向けのブラウザの最新版は2010年にリリースされたSafari 5、AppleによるメディアプレーヤーiTunesの最新版も同じく2010年から更新されていません。iWorkおよびiLifeにいたっては2009年度版が"最新"です。

Appleはプラットフォームを更新しないだけでなく、ソフトウェアも放置状態です。Microsoft OfficeやAdobeソフトなどの最新版もPowerPC Macでは(おそらく)使えません。ウェブアプリが使えるのであれば、まだ利用する手だてはありますが、プラットフォーム向けのブラウザのセレクションが限定的なため、これも難しいのが現状です。ChromeにはPowerPC版がそもそも存在していないため使用不可、FirefoxのPowerPC版の最新版は2011年の始めにリリースされた3.6、Operaは1.0以後更新されていません。幸いなことに使えるソフトウェアはわずかですがあります(探すのがなかなか大変ですが)。

やりたいことは HuluAmazon Prime なので、ブラウザさえちゃんとしていればよのだが

  • OSX Tiger に搭載の Safariほとんどのページを表示できない(おそらく古すぎて). 失敗

軽量ブラウザのTenFourFoxを試してみる。

  • OSX Tiger にて tenforfoxほとんどのページを表示できない(おそらく古すぎて). 失敗

8.jpg

写真は失敗したUSBメモリの亡骸

(2019/06/09)

Lubuntuしか選択肢がないようだ。

ibook G4 に USBブートで Lubuntuを インストール

USBブートは上に書いたやり方で成功している.

無事Lubuntuがインストールできたが、起動からターミナルをひらいてapt-get upgradeすると、途中でフリーズしてしまう。。。

フリーズの原因

  • HDDに不良セクタがある??
  • メモリが小さいだけか?

メモリの拡張を試みる

コンピュータが急に止まると、はじめはなにか分からなかったが、メモリが貧弱な時代はよくあったなぁと昔を思い出す。

現在メモリ: 512MB

増設メモリの選び方【メモリダイレクト】

メモリはDDR333(PC2700)を買えばよいらしい。

DDR333の1GBを探し適当にAmazonで購入.

SSDに入れ替える

(2019/06/15)

SSD 換装 : Sandisk SSD Plus 120GB

4.jpg

ばらしてみると、HDDがPATA(IDE)・・

今のSSDはSATAが主なので、変換が必要

SSD 2.5型 SATA2.5型 PATA にさせないか調べた.

SATAよりも小さい mSATA というSSDを見つけた。
これに、玄人志向の変換コネクタを指して PATA(IDE) に変換できそうだ。

Amazon | Zheino M3 内蔵型 mSATA 128GB SSD (30 * 50mm) 3年保証 mSATAIII 3D Nand 採用 6Gb/s mSATA ミニ ハードディスク | Zheino | 内蔵SSD 通販

Amazon | 玄人志向 セレクトシリーズ mSATA SSD IDE変換アダプター KRHK-MSATA/I9 | 玄人志向 | 変換コネクタ 通販

(2019/06/17)

mSATA -> PATA変換ボード & mSATA SSD 納入

6.jpg

boot ud:,\\:tbxi
live video=radeonfb:1024x768-32@60
  1. USBブート後 Install Lubutnuを選択したが、インストール先として指定したいmSSDが読み込まれてなく選択できない。

どうもデバイスとして認識されていないみたいだ。

参考 | OS用記録2月

調査しても情報が少ない。
過去記事から、認識されるアダプタある/なし らしい。

mSSDが認識されない

そして 熱い!!!

これ以上は情報が無くて打つ手がなくなってしまった。

どうも詰んでしまったようなので、これであきらめる。
パーツはAmazonで返品とする。

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