はじめに
この記事を投稿するキッカケは、たまに負荷試験を実施する機会があり、皆さんご存知の Jmeter というツールで実施していますが、
ノーコードテスト自動化・効率化ツールのTricentisについて、なんでも投稿してみよう! by Tricentis Advent Calendar 2025
↑を見た時に NeoLoad という負荷試験ツールがあり、どうなのかなー?と思い調べたところ、 Jmeterの結果をNeoLoadに連携できる という事で、Git に上がっているサンプルプロジェクトを使用し、どのように連携できるのかトライアル版でやってみました!
NeoLoad のトライアル版セットアップ
- 以下のサイトから、必要な情報を入力しトライアル版を入手します
- 登録したメールアドレスにメールが届くので、「Validate account」をクリックします
- パスワード設定のメールが届くので、指示に従ってパスワードを設定します
- ログインが成功すると、以下の様な画面が表示されます
NeoLoad の設定
Jmeter の結果を NeoLoad へ連携する際に、Jmeter に設定するIDの作成や認証トークンを取得します。
※Jmeter への設定方法は後述で記載します。
テストIDの作成
- [Default Workspace]をクリックします
- [Tests]をクリックします
- [CREATE]をクリックします
- Nameに任意の名前を入力し、Load injection providerを「Jmeter」に変更し、[CREATE]をクリックします
- 以下の様な画面が表示され、URLにテストIDが表示されるので
<testId>の部分をコピーします
https://neoload.saas.neotys.com/#!test-settings/<testId>/
認証トークンの取得
- トップページの右上にある[ユーザアイコン]-[Profile]をクリックします
- Access token をコピーします
ワークスペースIDの取得
- トップページの右上にある[歯車アイコン]をクリックします
- [WorkSpaces]-[Default Workspace]をクリックします
- 以下の様な画面が表示され、URLにワークスペースIDが表示されるので
<workspaceId>の部分をコピーします
https://neoload.saas.neotys.com/#!account-workspace/<workspaceId>/users
以上で、NeoLoad 側の設定は完了です。
Jmeter の設定
- 以下の Git から jmeter の NeoLoad plugin(ApacheJMeter_NeoLoad-1.0.21.jar)をダウンロードします
-
JMeter のインストールディレクトリにある
lib/extフォルダ配下に、
「ApacheJMeter_NeoLoad-1.0.21.jar」ファイルを配置します -
下記のサンプルプロジェクトをダウンロードし、Jmeterで開きます
- Backend Listener をクリックし、環境変数を設定します
NeoLoad の設定 で取得したテストID等を環境変数として設定します
環境変数
| 名前 | 値 |
|---|---|
| NeoLoadWeb-Workspace-ID | NeoLoad の設定で取得したワークスペースID |
| NeoLoadWeb-Test-ID | NeoLoad の設定で作成したテストID |
| NeoLoadWeb-API-token | NeoLoad の設定で取得した認証トークン |
| NeoLoadWeb-API-URL | https://neoload-api.saas.neotys.com |
以上でJemter側も設定完了です。
Jmeter から負荷試験の実行・ NeoLoad との連携確認
- Jmeter でスタートボタンをクリックします
負荷試験が実行されます
NeoLoadのホーム画面にて Running tests に実行中のテストが表示されるので、終了するまで待ちます
- Running tests には、以下の情報がリアルタイムで表示します
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Date & Duration | 日付と期間 |
| Requests/s | 仮想ユーザー数 |
| Errors | エラー数 |
| Transactions time | トランザクション時間 |
- 負荷試験が終了すると Running tests の表示が消え、 Latest results に試験結果が表示されます
NeoLoad にて結果確認
- [Tricentis-Vehicule-Insurance-Application.jmx]をクリックします
Test Result 画面が表示され、テスト結果は「Overview」・「Values」・「Events」の3つのタブで表示されます
Overview
- グラフ
- 上のグラフはErrorが発生した秒数と件数
- 下のグラフは秒数毎のレスポンス時間と1秒間のリクエスト数
-
SUMMARY
項目 内容 Start date 試験開始日時 End date 試験終了日時 STATUS 試験ステータス -
INDICATORS
項目 内容 Start date 試験を開始した時間 End date 試験が終了した時間 STATUS 試験の実行結果 -
INDICATORS
項目 内容 Average Transaction time(s) 平均トランザクション時間 Total Transactions/s 合計トランザクション数/秒 Total Transactions passed 成功したトランザクションの合計 Total Transactions faild 失敗したトランザクションの合計 Average request response time (s) 平均リクエスト応答時間 Total requests/s 合計リクエスト数/秒 Total requests passed 成功したリクエストの合計 Total requests failed 失敗したリクエストの合計 Average throughput (Mb/s) 平均スループット Total throughput (MB) 合計スループット/MB Virtual User iterations passed 仮想ユーザーの反復処理成功数 Virtual User iterations failed 仮想ユーザーの反復処理失敗数
Values
View by の箇所で項目を切り替えられ、「Transactions」・「Requests」・「Action」・「Counters」があり、結果のダウンロードも可能です
- Transactions
- Jmeterでいう統計情報が閲覧できます
- Requests
- リクエスト毎の統計情報が取得できます
-
Counters
- Jmeter が使用したリソース状況??が表示されます(公式ドキュメントに記載がなかったので、気になる方は問い合わせをお願いします)
-
Action
- 今回のサンプルプロジェクトでは表示されず...(気になる方は問い合わせをお願いします)
Events
負荷テスト中に発生したイベントが表示されます
今回のサンプルプロジェクトでは、Errorになったリクエストが表示されていました
Dashboards
NeoLoad にはダッシュボード機能もあり、カスタマイズ可能で PDF にもエクスポートできるという事で、結果の閲覧や保管をし易くなっています
[Dashboards]-[対象の試験]をクリックすることで表示されます
まとめ
Jmeter の結果を NeoLoad に連携して、個人的には Jmeter で表示するよりも閲覧しやすく、ダッシュボード機能では、自分好みにカスタマイズでき、さらに PDF に出力も可能で記録として保管しやすいと感じました。
また、今回は SaaS 版の NeoLoad を使用しましたが、クライアントアプリ版の NeoLoad があるようなので、
そちらも試してみたいと感じました。
- クライアントアプリ版 ダウンロードサイト
本記事が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
























