#MINDSTORMS EV3 をPythonで動かす環境構築 (MicroPython)
MINDSTORMS EV3 はMicroSDカードにファームウェアを書き込みそこから起動することでPythonプログラムが使えるようになります。EV3でPythonプログラムを動かせるようにする環境構築の解説になります。
必要なもの
- マインドストーム EV3 本体
- ダウンロード・ケーブル(USB type-C to micro USB, type-A to micro USB, etc..)
- microSDカード(SDHC 4GB~32GB) ※SDカードとは違うので注意
追加でmicroSDカードをインテリジェントブロックから取り出し易くするためにセロハンテープかマスキングテープなどあると良いです。
導入ですが、基本的には MicroPython導入ガイド を参考に進めていけば良いですが、一部古いものがあるためこの記事も参考に進めてみて下さい。
以下では、より新しいmicroSDカードにインストールするファームウェア、エディターの日本語化の方法など、追加の事項のみ解説しています。
microSDカードにインストールするイメージファイルのダウンロード
LEGO社が提供しているEV3用のPythonファームウェアを以下からダウンロードします。
こちらから入手できるファームウェアがレゴ社が提供している最新のものです。
ダウンロードが終わったら、ファイルを解凍します。
ブータブル micro SDカードの作成
Etcher というアプリを使って、事前に準備しておいた microSD カードに、先程解凍したイメージファイルを焼きつける。
Etcher インストーラーは公式サイトから入手する。
Etcher 公式サイト
VSCode のインストールが終わったらすること
VSCode の日本語化
VSCodeのインターフェース言語はインストール時点では英語なので、日本語にできる拡張機能をインストールします。全てのメニューが日本語になるわけではありませんが、見やすくなると思います。
VSCode から EV3 にプログラムをダウンロードさせるための拡張機能を導入
日本語化パックをインストールした時と同様に、「拡張機能」メニューを開き "ev3" と検索します。
そこに出てくる、"LEGO® MINDSTORMS® EV3 MicroPython", "ev3dev-browser" の2つをインストールします。
"ev3dev-browser"は同じ名前の拡張機能が2つ出てくると思いますが、ダウンロード数の多い方を入手して下さい。