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YAMAHA RTX810 で L2TP/IPsec サーバを構築

Last updated at Posted at 2018-03-25

初 Qiita 投稿です。
よろしくお願いいたします。

やろうやろうと思っていましたが、やってみました。
CUI派なのですが、今回は GUI で挑戦。

本家サイト L2TP/IPsecを使用したリモートアクセス : RTX810 Web GUI設定 とほぼ同じなのですが、自分の設定も少し入れています。

ネットボランチ DNS の設定

VPN でルータに接続するためには、クライアント側からグローバル IP アドレスを指定する必要がありますが、今回は自宅のルータで実験するので、接続先のグローバル IP アドレスは動的です。

そのため、YAMAHA で公開されている DDNS、ネットボランチ DNS を利用して、動的 IP アドレスに名前を付けることで、一意の接続先指定で利用することができるようになります。

  1. RTX810 にログインする。


  2. 「詳細設定と情報」をクリック。
    rtx810top.PNG


  3. 「ネットボランチDNSホストアドレスサービスの設定」の「設定」ボタンをクリック。
    netvolante1.PNG


  4. 「ホスト名」に自分の好きな文字列を入力する。
    netvolante2.PNG


  5. 利用企画については「同意する」をクリック。
    netvolante3.PNG


  6. ホストアドレスに作成された FQDN が表示されるので、控えておく。
    netvolante4.PNG


これで、登録が終了したので、nslookup などで、IP アドレスが登録されているかを確認することができます。

L2TP/IPsec の設定

次に RTX810 をサーバとして機能させるための設定を行います。

  1. 「VPN接続の設定」の「設定」ボタンをクリック。
    vpns1.PNG


  2. 「PP[xx]またはTUNNEL[xx]」の「追加」をクリック。
    vpns2.PNG


  3. 「L2TP/IPsecを使用したリモートアクセス VPN サーバー(Anonymous)」を選択。
    vpns3.PNG


  4. VPN接続設定の登録
    ・設定名:任意
    ・事前共有鍵:任意
    ・認証アルゴリズム:HMAC-SHA256
    ・暗号アルゴリズム:AES-CBC
    ・キーアライブ:使用する
    ・NATトラバーサル:使用する
    ・PPP認証方式:CHAP-PAP
    vpns4.PNG


  5. 接続ユーザーID、接続パスワードを設定します。
    vpns5.PNG


  6. 登録できたと出たら終了です。
    vpns6.PNG


いつも CUI で操作していたのですが、GUI も楽ですね。
次は、Android で VPN 接続してみようと思います。

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