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「これ、Power Automateでよくない?」と思って業務改善してみた話

Last updated at Posted at 2025-09-12

導入

Power Automateを管理業務に一部導入してみたところ、なかなか良い感じでした。
せっかくなので、実際にやってみたことを記事にしてみます。

この記事の主なターゲット層は、自分と同じような
「業務の自動化を試してみたいけど、何からやればいいかわからない」
「ルーティン作業が業務を圧迫していて困っている」
という方々です。

はじめに

筆者の立場について

IT完全未経験で入社し、今年で5年目。
現在は営業支援システムの保守チームに所属しており、
今年4月から新任のチームリーダー(TL)になりました。

今回の課題

以下の2つの課題を解消したくて、Power Automate(以下PA)を使ってみました。

・会議のファシリテーション担当になったので、アジェンダを事前に作成しておきたい
・複数システムの保守作業が並行して動いており、問い合わせや作業依頼のキャッチアップ漏れを防ぎたい

※なお、自分は知識が潤沢なわけではないので、
「既存の仕組みを流用」しつつ「工数をかけずに導入」することを目指しました。

実際にやったこと

用語について

この記事では以下のように呼びます:

Power Automateで作る一連の流れ → フロー
フローを構成する1つ1つの処理 → ステップ

※公式の呼び方と若干違うかもしれませんが、ご了承ください。

具体事例

具体事例①:Teamsチャネルへの定期投稿
課題
チームの全体会議の前に、各メンバーに「持ち込み議題があるか」を確認したい。

作成したフロー
会議の前営業日に、Teamsの特定チャネルへ以下の内容を自動投稿する
 ・議事録URL
 ・議題記載のお願いメッセージ

フローの構成
 1.カレンダーを選択し、繰り返し頻度や開始日を設定
事例①-1.png

 2.チャネルでのメッセージ投稿を設定
  投稿者、投稿先、メッセージを登録
事例①ー2.png

 3.保存して完成!

補足
投稿メッセージにタグやチャネルメンションを含めることも可能。
投稿者を「自分(ユーザー)」にすると、自分には通知が届かないことがある。
なので、自分も通知対象にしたい場合は、「フローボット」を投稿者に設定するのが無難。

具体事例②:Outlookメールの検知とTeams通知

課題
普段はTeams中心で業務をしているため、Outlookに届いた作業依頼メールを見落とすことがある。

作成したフロー
Outlookで特定フォルダに振り分けられた作業依頼メールを検知し、Teamsに通知を出す。

前準備
Outlookでメール振り分けルールを作成し、作業依頼メールを特定フォルダへ移動。
Teamsでタグを作成し、通知対象者を絞れるようにしておく。

フローの構成
 1.検知したいメールを振り分けたメールフォルダと、件名を指定
②-1メール名.PNG

 2.「メールが届いたか?」の分岐を作成
事例②-4フロー.PNG
  →はい(メールが届いた場合の処理)=構成3.へ進む

  →いいえ(メールがなかった場合の処理)=特に何もしないので、処理を空にする

 3.Teamsのチーム情報と、事前に作成したタグ名を選択する
  自分が参加しているチームと、
  各チームに紐づくタグ名がすべて出るので、プルダウンで選択できる
②ー3 チャネル通知.PNG

 4. 投稿者は事例1の補足を参照
  投稿したいチームとチャネルを選択
 (これも上記と同じくプルダウン選択でOK)

 5.メッセージ欄に投稿したい文言を入力
  今回は 
   ・メンションしたいタグ
   ・今回届いたメールの件名
   ・連絡用の固定文
  という構成にした。

「動的なコンテンツ」を選択すると、
事前のステップで取得した項目(メールの件名、チームのタグ)などを流用出来ます

メンションしたいタグ
動的なコンテンツ>tagの@メンショントークンを取得する>@mentionタグ

今回届いたメールの件名
動的なコンテンツ>when a new email arrives>件名(①で取得したメールの件名)

をそれぞれ選択し、メッセージに埋め込んだ
事例②ー5変数.png

 6.保存して完成!

番外編:テストとチェックのすすめ

フローを作成したら、保存だけでなくテストも必ず実施しましょう。
設定ミスでスケジュール通りに動かない…という事態を防げます。
フローチェッカー.png

フローチェッカー
保存時に自動でエラーを検知してくれる機能。
今回のような短いフローなら、保存するだけでも十分チェックされます。

テスト機能
作成したフローが意図通りに動くかを確認できます。
「手動テスト」を選べば、スケジュールに関係なく即時実行可能。

※注意点※
テスト実行でも、Teamsには本番と同じメッセージが投稿されるため、
個人用でない場合は、事前に「テスト通知が出ます」とチームに周知しておくと安心です。

余談

チームの有識者が作成してくれた
  ・特定フォーマットで起票された会話をタスク化し、Todoリストに投入
  ・タスク完了時にTodoリストを更新し、クローズ通知を送信
というフローがあり、便利に使っています
こちらも機会があれば紹介したいと思います。

終わりに

作ったことによるメリット

手動でも1分かからない作業ではありますが、
うっかり忘れやタスクを頭に入れておく必要がなくなったことで、
他の業務に集中できるようになったのが大きなメリットでした。

今回自動化した作業は、今後も継続的に発生するものなので、
長期的に見れば、手動でやっていた時間の節約にもなっていると思います。

今後作りたいもの

Teamsチャネルへの休み通知
課題:休みの人にメンションを送らないよう、事前に通知があると便利
→ 翌日のカレンダーを参照して「休暇」などの予定があれば通知
→ ただしPA所有者のカレンダー準拠になるため、OneNoteなどで汎用的に管理できると理想

議事録の自動生成
課題:毎回手動でコピペして作成しているのが面倒
→ 先週の議事録をコピーして自動生成したい
→ 議事録管理サイトとの互換性がないため、HTTPアクションなどが必要(有料プラン)
→ 無料範囲でできる方法も検討したい

祝日・休日判定の追加
課題:現在は曜日判定のみ。祝日も考慮して前営業日に通知したい
→ カレンダー参照+IF分岐で対応可能
→ 連休などのケースもあるので、「前営業日」の判定ロジックが必要

まとめ

知識がある人なら「PA使わなくてももっと簡単にできる」と思うかもしれませんが、
自分にとっては、当面の課題を解消できたので満足です。
今後はもっと応用的な領域にも挑戦してみたいですね。

触ってみた所感としては、割と直感的にフローを作れるので、
分岐などの基本的なプログラム知識があれば、十分に使いこなせると思います。

ちなみに、今回は勉強も兼ねて一から作成しましたが、
Power Automateには
「やりたいことをテキストで書くと、AIがたたき台を作ってくれる」
という機能もあるので、それを使えばもっと楽に作れると思います。

よき Power Automate ライフを!

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