はじめに
- 「PCの容量が足りなくて困っている!そんな時、GitにあげたファイルをPCから削除してもいいの?」という疑問を解決します。
- Git初心者でも理解できるように、基本的な流れや注意点をまとめました。
Gitにあげたファイルの仕組み
- Gitにあげる(git push など)というのは、リモートリポジトリ(GitHubなど)にファイルをアップロードすることです。
- あげたファイルはリモートリポジトリ上に安全に保存されますが、ローカルリポジトリ(PC上)にもコピーがあります。
PCから削除することは可能?
結論: PC上からファイルを削除することは可能
ただし、削除後にプロジェクトを編集する必要が出た時、そのファイルを手元で確認できなくなります
どうしてもPC容量を減らしたい場合は、リモートにあげた後、PC上から削除する方法があります。
手順
1. ファイルをコミットしてリモートにプッシュする。
git add .
git commit -m "ファイル追加"
git push origin main
2. PC上のファイルを削除!!
普通にPC上のエクスプローラーやFinderでファイルを削除してOK
(git rm
を使ってもOK)
git rm ファイル名
git commit -m "ファイル削除"
git push origin main
3. 削除後のファイル復元方法
後でファイルが必要になった場合、Gitから簡単に復元できます!
例えば、次のコマンドでリモートから最新の状態を取得できます。
git pull origin main
注意点
古いバージョンに戻りたいときの影響
削除したファイルが必要な状態に戻したい場合、すぐに参照できないため、リモートリポジトリから都度ダウンロードが必要になります。
古いバージョンに戻して確認する場合、すべてのファイルが手元にある方が便利です。
Git管理外のファイル
Gitにあげていないファイルは削除してしまうと、復元できません。
重要なファイルは事前にGitにコミットしておきましょう。
まとめ
- GitにあげたファイルはPC上から削除してもOKですが、必要な時に再ダウンロードが必要です。
- PCの容量を確保したいなら、リモートにしっかりとプッシュし、削除しても問題ありません。
- ただし、古いバージョンに戻す際などに影響があることを覚えておいてください。