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【AWS】VPCのアクセス制御

Last updated at Posted at 2023-12-17

ルートテーブル

サブネットに関連付けることでサブネット内のリソースの通信経路を設定できる。
ルートテーブルでインターネットゲートウェイまでの通信経路を示すことで,インターネットとの通信が可能なサブネットにできる。

VPCを作成するとメインルートテーブルが自動的に作成される。サブネット間のアクセス・通信制御はカスタムルートテーブルを追加・作成することで行う。

またVPC内の各サブネットは何かしらのルートテーブルに関連づける必要があり,関連づけられていない場合はメインルートテーブルに関連づけられる。複数のサブネットを1つのルートテーブルに紐づけることは可能。

セキュリティグループ

仮想ファイアウォール機能。EC2やRDSなどのVPC内リソースのトラフィック制御をすることができる。ステートフルに動作する。

トラフィック
一定時間にネットワークを流れるデータ量

ステートフル
通信や処理において状態を保持すること

ネットワークACL

仮想ファイアウォール機能。サブネットに対して通信の設定を行い,受信と送信の両方をサブネットレベルで制御できる。サブネット内の全てのリソースにネットワークACLの通信制御が反映されるので,セキュリティグループよりも広範囲な制御が可能。

VPCフローログ

VPCのIPトラフィック情報をキャプチャする機能。ログはAmazon Cloud Watch LogsやS3に保存でき,ENI(Elastic Newtowk Interface)単位で収集可能。

GuardDuty

VPCのフローログなどから不正なアクセスを検知するサービス。

VPCの利用料金

VPCやサブネット,インターネットゲートウェイの構築自体に費用はかからないが,オンプレミスからのインバウンド接続やVPCからのアウトバウンド接続で,データ転送量に応じた従量課金が発生。

参考

https://www.arteria-net.com/business/column/traffic_increase/
https://the-simple.jp/what-is-stateful-network-terminology
AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書

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