はじめに
最近プログラミングの勉強を始めた初心者です。
MySQLのデータベースの操作を行っている際、SQL文をたまに忘れてしまうことがあるので、
データベース・テーブルの作成・CRUDのSQL文をここにまとめてみました。
記事に関して、間違っている点などありましたらご指摘いただければと思います。
MySQLとは?
- 世界で最も人気のある、基本無料のオープンソースデータベース
- 操作方法がシンプルかつ、高速性・堅牢性・利便性に優れている
CRUDとは?
データベースの基本操作で、以下のそれぞれの頭文字からとった総称です。
頭文字 | CRUD | 機能 | SQL文 |
---|---|---|---|
C | Create | データ追加 | INSERT文 |
R | Read | データ取得 | SELECT文 |
U | Update | データ更新 | UPDATE文 |
D | Delete | データ削除 | DELETE文 |
データベース作成
まずは、データベースの作成です!
データベースを作成するSQLは、これです!
CREATE DATABASE データベース名;
データベースが作成できているか確認するには、このSQL文でデータベース一覧を表示します!
SHOW DATABASES;
テーブル作成
続いて、テーブルを作成するSQL文です!
※データ型については、本記事では触れません
CREATE TABLE テーブル名(カラム名 データ型);
カラムを複数作成する場合は、カンマで区切ります。
たとえば、、、このSQL文で
CREATE TABLE sample_table(id INT,name VARCHAR(15),age INT(3),created_at DATETIME);
こんな感じのテーブルが作られるイメージです!
<**sample_table**>
id | name | age | created_at |
---|---|---|---|
CRUD
それでは、CRUDのSQL文もやっていきましょう!!
データ追加(INSERT文)
データ追加には、INSERTE文を使います!
作成されているテーブルに、新しいレコード(データ)を挿入できます。
こんな感じ
INSERT INTO テーブル名 (カラム名)VALUES(値);
これも例を挙げてみると、、、
INSERT INTO sample_table (id, name, age ,created_at) VALUES (1, '小林隼人', 15, now()), (2, '屋島未来', 27, now());
このSQL文で
こんな感じにレコードが追加されます!
<**sample_table**>
id | name | age | created_at |
---|---|---|---|
1 | 小林隼人 | 15 | now() |
2 | 屋島未来 | 27 | now() |
※now()は自動で現在時刻を入れてくれるメソッド(関数)です |
データ取得(SELECT文)
データ取得には、SELECT文を使います!
テーブル内のレコード(データ)を取得できます。
こんな感じ
SELECT カラム名 FROM テーブル名;
指定したカラムのみデータを取得できます!
nameとageのみ取得してみると、、、
SELECT name ,age FROM sample_table;
<取得結果>
name | age |
---|---|
小林隼人 | 15 |
屋島未来 | 27 |
こんな感じで、好きなレコード(データ)を取得できます! |
WHERE句
ここで、WHERE句の説明だけしておきます!
WHERE句を使用すると、取得したレコード(データ)を絞り込むことが出来ます。
例えば、年齢が20歳以下のレコード(データ)のみ取得したい場合、、、
SELECT name ,age FROM sample_table WHERE age < 20;
とすると、、、
<取得結果>
name | age |
---|---|
小林隼人 | 15 |
年齢が20歳以下の、小林くんのみ取得できますね! |
データ更新(UPDATE文)
データ更新には、UPDATE文を使います!
UPDATE テーブル名 SET カラム名 = 値;
WHERE句を付けて特定のレコード(データ)を更新します。
※WHERE句を付けないとテーブル内の全レコードを更新してしまいます
以下、例文です
UPDATE sample_table SET age = 24 WHERE id = 1;
すると、、、
<**更新結果**>
id | name | age | created_at |
---|---|---|---|
1 | 小林隼人 | 24 | now() |
2 | 屋島未来 | 27 | now() |
小林くんの年齢の値を更新できます! |
データ削除(DELETE文)
データ削除には、DELETE文を使います!
DELETE FROM テーブル名;
WHERE句を付けて、特定のレコード(データ)を削除します。
※WHERE句を付けないとテーブル内の全レコードを削除してしまいます
例えば、小林くんのみ削除したいときは、、、
DELETE FROM sample_table WHERE id = 1;
<**削除結果**>
id | name | age | created_at |
---|---|---|---|
2 | 屋島未来 | 27 | now() |
こうなります![]() |
まとめ
データベースの基本操作を一通り解説してみました。
初心者の方で、SQL文を忘れてしまった方は参考にしてみてください!