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Rye で Python 開発環境を構築するためのコマンドや説明などのメモ

Last updated at Posted at 2024-10-26

概要

パッケージ管理にpoetryを使用していましたが、 Python のパッケージ管理バージョン管理ができるRyeを使い始めたので、導入から環境構築までの手順をまとめました。

参考:Ryeの公式ドキュメント

パッケージ管理などの使い方はこちら

手順まとめ

  • Rye のインストール
  • Rye の Python 環境構築、バージョン管理
  • Rye 自体のバージョン管理など

Rye のインストール

  1. Rye の公式ドキュメントからインストーラーをダウンロードします

  2. ダウンロードしたインストーラーで Rye をインストールします

    • 「続行して良いか」などの質問がされましたが、全てyを選択しました
  3. インストールが完了すれば、ターミナルで

    rye --version
    

    を実行し、Rye のバージョンが表示されたら、インストール完了です

Rye の Python 環境構築、バージョン管理

toolchain list

現在 Rye にインストールされている Python バージョンの一覧を表示します

rye toolchain list

toolchain list --include-downloadable

Rye にインストール可能な Python バージョン一覧を表示します

rye toolchain list --include-downloadable
  • 実行すると、インストール可能なバージョン一覧が表示されます
    downloadableは「ダウンロード可能」という意味です

    cpython@3.13.0 (downloadable)
    cpython@3.12.7 (downloadable)
    cpython@3.12.6 (downloadable)
    # …(一覧表示されます)
    

toolchain fetch <バージョン名>

Rye に任意の Python バージョンをインストールします

  • <**バージョン名**>の部分をtoolchain list --include-downloadableで表記されたものに書き換えて入力してください
rye toolchain fetch <バージョン名>

toolchain remove

Rye から任意の Python バージョンを削除します

  • <**バージョン名**>の部分をtoolchain listで表記されたものに書き換えて入力してください
  • アクティブに使用されているツールチェーンを削除すると、use を参照する virtualenv が壊れてしまうそうです。
rye toolchain remove <バージョン名>

Rye 自体のバージョン管理など

--version

現在の Rye のバージョンを表示します

rye --version

self update

Rye を最新版に更新します

rye self update

self uninstall

Rye を完全にアンインストールします

rye self uninstall
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