はじめに
- この記事はKubernetesの構築ツールである「kubespray」の宣伝記事です。
- 以前kubeadmでの構築方法を書きましたが、実は私は普段kubesprayを使っています
kubesprayのここがすごい!!
各ノードにいちいちログインしてコマンドコピペしなくていい!
- kubeadmで構築する場合、全てのノードにsshしてコマンドを打つ作業が必要です
- 一方kubesprayはAnsible製のツールであり、設定ファイルを編集してansibleコマンドを打つだけで、全ノードの設定を行ってくれます
プロキシ設定箇所に困らない!!!
- DockerやKubernetesを使っていると、「プロキシ設定を書いたはずが反映されてない(;ω;)」なんて経験ありませんか?
- 設定ファイルに次の3行を書くだけで、Node, Docker, Kubernetesの各設定箇所に必要な設定を入れてくれます
http_proxy: "<proxy>"
https_proxy: "<proxy>"
additional_no_proxy: "<private registry等、no_proxy設定したいものを列挙>"
master冗長構成もたったの1行!!!
- インベントリのmasterを複数台指定するだけで、ロードバランサ等もろもろ含めてよしなにやってくれます
[kube-master]
node1
node2
最新のKubernetesに追従!1
- ツールによってはなかなか最新バージョンサポートしてくれないな。。なんてこともありますが、kubesprayはサポートしてくれます
オンプレからクラウドまで幅広いサポート!2
- README.mdに
AWS, GCE, Azure, OpenStack, vSphere, Oracle Cloud Infrastructure (Experimental), or Baremetal
と書かれているように、幅広いサポートです
構築だけでなく運用もサポート!3
IaC実現!4
- 既存のAnsibleリポジトリと組み合わせることもできます: kubespray in own ansible playbooks repo
さあKubesprayを始めよう!
- 本記事は宣伝記事なので実際の手順は紹介しません
- 基本的な使い方はCentOS7 kubespray で kubernetes(1.9) cluster を作る - その1 - にまとまっています