本記事は2026年5月23日に開催する「SORACOM UG 広島 #11 × IWAMI TECH COMMONS」のハンズオンのために作成した記事です。
概要
ソラコムのGPSマルチユニットは手軽に位置情報を取得できるデバイスです。
このデバイスを使って、特定地点と現在値の直線距離を取得、通知する機能を作ってみます。
距離の算出はSORACOM Fluxを使って生成AIにやらせてみます。
設定
初期設定
はじめにGPSマルチユニットのセットアップですが、以下を参考にやってみてください。
距離の取得
続いて距離の取得と連絡です。
トリガーはGPSマルチユニットの「ファンクションボタン」をクリックした時にします。
SORACOM Fluxアプリの設定
以下の手順で設定します。
- ユーザーコンソールの左上のメニューを選択し、「SORACOM Flux」「Fluxアプリ」を選択する
- 「新しい Flux アプリ を作成する」をクリックする

1.「最初から作成」をクリックする
- 適当に名前を付け、「作成」をクリックする
- 「チャネルを作成する」をクリックする
- IoTデバイスを選択し、「次へ」をクリックする
- 名前に「GPSマルチユニット」を入れ、先に設定したSIMグループを選択して、「チャネルを作成する」をクリックする
- 「アクション」を選択し、「アクションを追加」をクリックする
- 「AI」を選択し、「OK」をクリックする
- アクションの実行条件に
payload.type==1を入れ、下にスクロールする

※ payload.typeは送信タイプで、定時送信だと0、ファンクションボタンを押した送信だと1になります。今回はファンクションボタンを押した場合のみに動かすため、payload.typeが1の時のみ後続処理に進むようにしています。 - AIモデル(ここでは一旦「Google Gemini 2.5 Flush Lite」)を選択し、プロンプトを入力、「AIからの返答を JSON 形式にする」をチェックし、下にスクロールする

プロンプトの入力は以下の通りです。※ちなみにイベント会場「益田駅前ビルEaga」の緯度経度は「34.677184,131.839351」です。以下の2地点間の距離(m)を取得し、JSON出力してください。 XX.XXXX, XX.XXXX(基準となる場所の緯度と経度) ${payload.lat}, ${payload.lon} ## JSON { "Latitude": ${payload.lat}, "Longitude": ${payload.lon}, "Distance": 1.23 } - アクションの…を有効にして、チャネル名「メール通知」を入力し、「作成する」をクリックする
- 右上の×ボタンで小画面を閉じる
- 「メール通知」をクリックする
- 「アクション」を選択し、「アクションを追加」をクリックする
- 「Email 通知」を選択し、「OK」をクリックする
- Toでメールアドレスを選択して、件名に「距離の通知」といれ、本文を入力して「作成する」をクリックする
会場からの直線距離は ${payload.output.Distance} mです。 - 右上の×ボタンで小画面を閉じる
GPSマルチユニットのファンクションボタンを押し、メールが届けば成功です。
まとめ
今回、生成AIを用いた自然言語によるプログラミングをご体験いただきましたが、いかがでしたでしょうか。
生成AIを使ったシステムは今後も可能性大だと思うので、引き続き情報提供できればと思います。

