AWS LambdaからSORACOMのSIM情報などを取得する場合、Naotaka SaitoさんのSORACOM APIのライブラリを使うと便利です。
本記事は自らの備忘を兼ねて残しておきます。
前提
Lambdaでライブラリを使用する場合、Zipファイルでアップロードする必要があるようです。
Zipファイルの作成にはあらかじめNode.js、npmが動作する環境が必要となります。
本記事ではLinux環境(CentOS7)を前提とした手順を説明します。
Linuxでの操作
例として、lambdaディレクトリを作成し、Zipファイルを作成します。
mkdir ~/lambda
cd ~/lambda
npm install soracom_api
vi index.js
(コード記述)
zip -r lambda.zip *
mv lambda.zip ../
index.jsは適当にデフォルトソースでも書いておきます。
exports.handler = async (event) => {
// TODO implement
const response = {
statusCode: 200,
body: JSON.stringify('Hello from Lambda!'),
};
return response;
};
AWSでの操作
作成したZipファイル(例ではlambda.zip)をAWSコンソールを操作するPCにコピーしておきます。
その後の手順は以下の通り。
- AWS ConsoleでLambdaを開き、「関数の作成」をクリックする。
- 「一から作成」を選択し、任意の関数名を指定し、ランタイムで「Node.js …」を選択し、「関数の作成」をクリックする。
- 「アクション」「.zipファイルをアップロード」をクリックする。
- 作成しておいたZipファイルをアップロードし、保存する。
以上でsoracom_apiのライブラリが使えるようになります。
使い方
ライブラリの詳細についてはGitHubのドキュメントを参照してください。