いつもの通り、自分が悩んだ末にたどり着いた記録を残します。
この記事は、「なでしこ」のv3ブラウザ版(簡易エディタv3)で実行できます。v1 Windows版では動きません。
プログラムで音を扱う
「なでしこv3ブラウザ版」では、音声合成する方法と,音声ファイルを再生する方法の2つがあります。
音声合成
ブラウザがWEBブラウザが音声合成API(Speech Synthesis API)に対応している必要がありますが,なでしこの簡易エディタv3で次のプログラムを実行すると,ブラウザがお話ししてくれます。
「私はなでしこです」と話す。
パラメータを変更して,話し方を変えることができます。パラメータは声高,ピッチ,速度,音量を指定できます。値を設定する時はJSON形式で指定します。
{"声高" : 1.8,
"ピッチ" : 2.0,
"速度" : 0.6,
"音量" : 1.0 }に話者詳細設定。
「私はなでしこです」と話す。
話者は何人かいるので(ブラウザに依ります),選択することができます。詳細はマニュアルに譲りますが,話者一覧を調べて,その中から話者を選んで設定します。
余談ですが,私のプログラム歴のスタートはPC-6001mk2というパソコンをサンタさんからもらった時でした。内蔵のBASICでは,音声合成する命令や,MMLで3和音まで演奏できる命令が組み込まれていて,最初はすごーく感激したのを覚えています。その後PC-6601が登場した時,**音声合成する命令で歌を歌えるようになった!**んです。初○ミクよりも数十年昔の話。
最後に
v3ブラウザ版は,どうしてもブラウザの機能によって動作する・しないが左右されるので,このメモが全てのブラウザに対応するとは限りませんが,一応。
参考
- v3マニュアル 音声合成