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言葉を使ってプロダクトに生命を吹き込む

テックタッチアドベントカレンダー 13日目を担当する @oyoshikeita です。
12日目は @takakobem による Create React Appで始めるChrome拡張 でした。
アドベントカレンダーを見てると、この1年で仲間が増えたなー、と感慨深い思いにふけりながら、やっぱり @terunuma4Kモニタ環境で1年間Web開発してみた所感 を見たらちょっと欲しくなる気持ちあるよね、と。

ところで!エンジニアは増えたけど、デザイナーは私ひとり。
まさに孤立無援の花状態です。
では参ります。

はじめに

「生命を吹き込む」などと仰々しいタイトルをつけましたが、この記事ではプロダクトにおける言葉の重要性について、自分の考え・実践してきたこと・特に関係ないことをつらつらとまとめてみました。
軽い感じでお付き合いください。

UIにおける言葉のパワー

デジタルプロダクトを作る際(デジタルじゃなくてもそうかも)には、大きくわけて情報設計とビジュアルデザインという2つのデザインがあると考えています(インタラクションについてはビジュアルのほうに含ませてください)。
どちらも、ユーザーの期待を裏切らない(ユーザーが意図したとおりに動く)ための重要な要素です。
この2つがしっかりと設計できていれば、プロダクトが違和感のあるものにはならないと思います。

そのうえで、ユーザーに「なんか使いやすい」とか「わかりやすい」「使っていて気持ちいい」と感じさせる、UIにおける重要な要素が言葉です。

言葉の選び方

どんな言葉を使うべきか考えるとき必要なのが、プロダクトの人格です。
「まじめで頼り甲斐がある」「仲のいい友達」「かっこいい男前キャラ」「かまってあげたくなる妹みたいな存在」など、考えだすと色々でてくると思います。
競合他社のこともあるので詳細は書けませんが、私が考える弊社プロダクトの人格は「一見スマートで感情の起伏がなさそうだけど、実は心優しい紳士」かな、、、違うか笑
完全に主観です笑
今度みんなでディスカッションしたい!

そんな人格を念頭におきながら、実際にどんなことに気をつけて言葉を選んでいるかを書いていきます。

体言止め(名詞)と用言止め(動詞)を使い分ける

これはよく議論になる点ですよね。
個人的には正解も不正解もないのかなと思っています。
プロダクトのなかで意図して使い分けができていることが重要なのかなと。

弊社プロダクトの場合は基本的には体言止めで統一しています。
シンプルで視認するまでの時間が短くなる、と考えているからです。
ボタンの文言を例に出すと

⭕確定
❌確定する

のように統一しています。

ただ、例外的に用言止めを使っている場面があります。
それは、新規に何かを作成したり、注意を促したりするときのモーダルダイアログ内のボタンです。
システムが特定の機能の使用に制限された状態であるモーダルダイアログは、OOUIにおいては非推奨とされていますが、弊社プロダクトでは重要な意思決定の場面でのみ使用するようにし、そのときにユーザーにより主観的に捉えてもらえるように用言止めを使用しています。

例えば「このページを削除しますか?」というようなモーダル内では

❌削除
⭕削除する

としています。

シンプルな表現を使う

これはどういうことかというと

⭕もどる
❌戻る
❌Back

こういうことです。

これもどれが正解でどれが不正解、というものではありません。
弊社プロダクトの特性上、複雑さや難しさを極力減らしたいと考えているので、上記の場合、よりシンプルで簡単な印象を与えられるひらがなを採用しています。

もちろん、ひらがなだと逆に意味が伝わりにくくなってしまう言葉では漢字を採用します。

❌へんしゅう
⭕編集
❌Edit

適切な距離感をとる

デジタルプロダクトは、特にtoB向けのものほど無機質で機械的、そして一方的な表現が多い印象があります(主観です)。
弊社プロダクトもtoB向けですが、「もっと使いたい!」と思い続けてもらえるようなプロダクトを目指しているので、細かなコミュニケーションを大切にしています。

例えば、初期セットアップが完了した画面で表示させるメッセージです。

❌以上でセットアップは完了です。
⭕お疲れさまでした。以上でセットアップは完了です。

「以上でセットアップは完了です。」でも問題ないですが、「お疲れさまでした。」と一言添えることで、プロダクトにより人間味がでてきます。

次はエラーのメッセージの例です。

❌ログインできませんでした
⭕ログインできませんでした...

エラーメッセージは無機質で冷たくなりがちです。
ユーザーの行動意欲をゼロにするにはうってつけのポイントです。
「ログインできませんでした」と突き放すのではなく、「...」をつけることで、ユーザーの失敗に対する同情を表現し、もう一度トライしてもらえるようコミュニケーションを図っています。

これらは本当に些細なことで、「そんなことで...」と感じる方もいると思いますが、このような細かな言葉の積み重ねがプロダクトの人格に影響してくるのではないかと私は考えています。

最後に

久保田利伸さんはMissingで「言葉にできるなら 少しはましさ」と歌い、
小田和正さんは「言葉にできない」と歌っています。

言葉ってほんと難しいものですね。

14日目の担当は @ihiroky です。
乞うご期待!

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