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要点
- 「呪術廻戦」に登場するキャラクターのハッシュタグ出現数グラフの作成が目的。
- このために「Power Automate」を使用。ノンプログラミングで実現。
- 取得したツイートは「Googleスプレッドシート」に書き込む。
- ※今回はここまでです。
- ※後日、「Google Data Portal」で可視化予定
- ※なお、可視化に使う値は「リツイート数」の予定。
- ※「いいね」の数も取得しようとしましたが、できませんでした(わかりませんでした)。
ノンプログラミングでツイート取得
Power Automate(旧Microsoft Flow)を使い、ツイート状況を調べてみることにしました。
Power Automateと名称が変わってから使うのは初めてなので、久しぶりです。
取得するツイートはハッシュタグ**「#虎杖悠仁」「#伏黒恵」「#釘崎野薔薇」「#五条悟」「#乙骨憂太」「#夏油傑」を含むもの。
それぞれのツイートを、別々のGoogleスプレッドシート**に出力します。
取得するためのフローが予め用意されています。
このため、プログラミングコードを書かずに取得できます。
**「Twitter」**と検索します。
使用できるフローが表示されます。
**「Googleスプレッドシートにツイートを保存する」**を選択します。
条件設定画面が表示されます。
ただ、ここで設定するためには、事前にGoogleスプレッドシートにツイートを格納するフィールド(列)を用意しておく必要があります。
Googleスプレッドシートで事前準備
準備はそれほど手間でなく、取得できるツイートの各種情報を**「この列名にツイートテキスト」「この列名にリツイート数」と配置できるようにするための列名を決めます。
今回は同じ列名のシートを複製し、6名分「#虎杖悠仁」「#伏黒恵」「#釘崎野薔薇」「#五条悟」「#乙骨憂太」「#夏油傑」**のシートを用意しました。
Power Automateに戻ります。
「呪術廻戦」を含むツイートをまず対象にし、各ハッシュタグを含まれるか判断しシートに書き込むフローを設定することにしました。
(※この後で、こちらの想定通り操作しないことがわかったので、設定を変更しましたが、後述に回します。分岐を追加できる機能紹介と考え、このまま続けます。)
コントロール(選択)機能を追加
そのために**「新しいステップを挿入します」**を選びます。
**「条件」(コントロール)**を追加します。
ここで**『ツイートテキストに「#・・・・」が含まれている場合』**と設定し、
**「はい」**の場合Googleスプレッドシートに書き込む処理につなげます。
選択できるツイートの情報が表示されるので、その中から選びます。
**「いいえ」**の場合、今回は何も処理もする必要がないので、何の設定もせずにしておきます。
Googleスプレッドシートに記入する設定では、先ほど用意したとシートと表を選び、**「この列にツイートのこの情報を配置」**という感じで設定していきます。
作業の区切り区切りで**「保存」**します。
テストをします
フローの設定が一通り終わったら、**「テスト」**を実施します。
設定などが間違っていると、ここで処理が完了しません。
フローを複製します
1つのハッシュタグを含むツイート取得の設定が終わったので、他のハッシュタグを含むフローを、複製することで用意します。
**「マイフロー」→(先ほど作成したフローの右側をクリックし)「名前を付けて保存」**を選びます。
フローのコピーを作成できます。
対象のハッシュタグへの変更と、書き込むGoogleスプレッドシートのシートを選択し直します。
なお、複製した状態では、そのフローは**オフ(動作しない状態)なので、「マイフロー」→複製したフローの右側クリック→「オン」**にします。
うまくツイート取得しないので修正
ただ、少し上述しましたが、これではうまく取得できませんでした。
理由がわからなないのですが最初のステップで**「ツイートに呪術廻戦を含む」と設定したのですが、優先的に「呪術廻戦」を含むツイートを何らかのルールで取得しているようです。
そのルールに沿うと、今回取得したいハッシュタグを含むツイートの優先度が高くならないようです。
結果、以下のように最初のステップもその次のステップも(#虎杖悠仁の場合)「#虎杖悠仁」を含む場合**と設定しました。
ですので、途中で分岐するフローを追加しましたが、それは必要なかったということです。
フローに後から追加できる機能についての紹介、ということでご了承ください。
取得できるようになりました。
作業の区切り区切りで保存します。
了