MacとWin版Excelの差
Excelには外部データの取り込み機能があります。
Windwos版Excelでは、多種のソースから取り込めます。
一方、Mac版はまだ開発が進んでいないようで、Windows版に比べて選択できるソースが少ないです。
と、Web上のファイルを取得するために「https」を指定することもできません。
クエリファイルを用意
Mac版の場合、「クエリファイル」が必要になります。
拡張子「iqy」ファイルを探し、元々あるファイルをコピーし、テキストエディタでURLを記載し保存しました。
上記では、csvファイルの取得先として
と記述しています。
このデータは「Our World in Data」が提供しています(後述)。
Excelからクエリファイルを実行
Excelでこのクエリファイルを指定します。
「データ取り出し」を実行します。
データ区切りで整形
Excelのシート上に取り出せます。
ただ、カンマ区切りが処理されず、1列にまとまってしまいました。
パラメータや文字コードなどを指定すれば処理されるかと考えましたが、今回はそこまで調べられませんでした。
Excelのデータ区切りの機能を使い、分割しました。
以降、「データ」→「すべて更新」でデータは更新できます。
ただし、更新毎にデータの区切り操作が必要です。
Windows版が持つ「Power Query エディター」もないので、外部データ取り込みのメインにMac版は使いにくいのが現状です。
Windows版同等の機能を装備する日を待ち望みます。
Our World in Data
同サイトは世界中の様々なデータを集めています。
Wikipediaを見ると、オックスフォード大学のチームがベースになっているそうです。
NHKなども同サイトのデータを活用しています。
Our World in Dataの集計で接種回数が上位18番目までの国や地域と日本・韓国のデータを表示しています。
(NHKの「世界のワクチン接種状況」サイトから)
了