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AWSのクレジット適応ができるサービスの確認の仕方

Last updated at Posted at 2023-11-26

はじめに

ありがたいことに、AWSのクレジットを頂ける機会があるかと思います。
ですが、対象サービスが何かわからない方もいらっしゃるかと思うので、対象サービスの確認方法を記載します。

AWSの公式ドキュメント(法務関連)からの確認

私が冒頭に記載したクレジットとは、販促クレジット(AWS Promotional Credit)を指します。
こちらに詳細が書かれております。

販促クレジットは、お客様が該当する販促クレジットコードをご自身の AWS アカウントに適用した請求期間中、またはそれ以降に発生した料金および代金であってお客様の AWS 契約事業体により指定された特定のサービス(総称して「対象サービス」)についてのみ使用することができます。販促クレジットは、Amazon Mechanical Turk、AWS マネージドサービス、対象外の AWS サポート、AWS マーケットプレイス、AWS プロフェッショナルサービス、AWS トレーニング、AWS 証明書、 Amazon Route 53ドメインネームの登録もしくは移転、仮想通貨のマイニング向けサービス、または AWS 契約事業体が指定するその他本サービスの料金および代金、あるいはセービングプランやリザーブドインスタンスなどの本サービスの前払金(総称して「対象外サービス」)に使用することはできません。本第 1 条において、「対象外の AWS サポート」とは、企業サポートレベルに該当する AWS サポート(AWS サイトに規
定)をいいます。

なお、冒頭に以下のような記載があります。

以下の翻訳は情報目的のみで提供されます。本翻訳版と英語版の間に差異、不一致、矛盾が存在する場合、(特に翻訳による遅れもあり)英語版が優先します。

なお、英語版はこちらです。今回日本語版で転載した箇所と同箇所を引用します。
特に引用箇所に絞れば、差異はなさそうですね。

  1. Promotional Credit will be applied only to offset eligible fees and charges incurred during or following the billing cycle in which you apply the applicable Promotional Credit code to your AWS account. Promotional Credit will be applied only to the specific Services designated by your AWS contracting entity (collectively, “Eligible Services”). Promotional Credit will not be applied to any fees or charges for Amazon Mechanical Turk, AWS Managed Services, Ineligible AWS Support, AWS Marketplace, AWS Professional Services, AWS Training, AWS Certification, Amazon Route 53 domain name registration or transfer, any Services for mining for cryptocurrency, any other Services as may be designated by your AWS contracting entity, or any upfront fee for any Services such as Savings Plans and Reserved Instances (collectively, “Ineligible Services”). For purposes of this Section 1, “Ineligible AWS Support” means AWS Support (as described on the AWS Site) that is at the Enterprise Support level.

AWSマネージドコンソールからの確認方法

次にAWSマネジメントコンソールからの確認方法となります。
Billing Management Consoleより、クレジットを選択すると以下の画面が表示されます。赤枠で囲んでいる、「サービスの完全なリストを表示」を選択します。

image.png

するとこのようにAWSマネージドコンソールから対象サービスを確認することができます。
image.png

まとめ

いかがでしたか?
私個人は、Route 53のドメイン登録とかもクレジットで相殺できると思い込んでおりました。(反省)
クレジット枠でAWS環境を利用されたい方は、是非AWS公式ドキュメントやAWSマネージドコンソールから事前確認されることをお勧めします。
なお、英語版のAWS 販促クレジット条件が優先されますので、英語版をご確認ください。

また、うまく相殺されない等トラブルがある方は、まずはこちらも確認することをお勧めします。

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