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VISITSAdvent Calendar 2019

Day 16

Cloud Build トリガー設定のブランチ、タグ名称設定は正規表現なので要注意

Last updated at Posted at 2019-12-15

VISITS Technologies Advent Calendar 2019 16日目は @overgoro56 が担当します。

みなさーん、お気をつけください!
Cloud Build トリガー設定のブランチ、タグ名称の設定は 正規表現 ですよー!
間違えて設定していると開発中のブランチを意図せずビルドしちゃうので要注意!
スクリーンショット 2019-12-13 18.07.48.png
上記の設定です!
画面にも書いてあるしそんなの知ってるよって方も多いかもしれませんが、設定ミスってると事故るのでお気をつけください。

何が問題なのか

ここの設定で master と設定していると master ブランチだけでなく hotfix/×××××-for-master のようなブランチでもビルドされちゃいます。

画面に 正規表現 って書いてあるんだから当たり前ではありますが、Cloud Build の記事を見たりGoogle 画像検索してみると developmaster といった設定がされてしまっているものが散見されたので記事にしました。

なぜ設定間違えが多いのか

過去の画面はこちらで現在の画面とは違いシンプル。
image.png
この設定は develop ブランチだけを対象にしたい場合には間違いです。
設定間違えが多い原因としては以下のようなことが考えられます。

  • 現在の画面ほど正規表現推しではなかった
  • 自分の記憶が確かならば dev と入力した時にサジェストされてたものは develop だったのでそのまま選んで入力完了してしまう場合が多い
  • 導入したばかりの状態ではブランチの数が少ないために、 次のブランチと一致します に複数ブランチ表示されないので間違いに気づかない

ですので、過去に設定したことのある方、最近過去の設定を参考に設定をした方は設定の確認をお勧めします。

正しい設定

現在は以下のように正規表現でサジェストされるようになっています。
(おそらく設定間違えが多かったので変えたのだと思います。)
トリガー対象をmaster ブランチのみにしたい場合には ^master$ と設定しましょう。
スクリーンショット 2019-12-13 18.36.35.png

最後に

GCPはものすごいスピードで成長している最中で、こういう細かいことがあったりするので気をつけたい。
でも便利な機能も多く好きなので個人の開発でも使ってます。

今回はフロントエンジニアとしてUI/UXをちゃんと考えないといけないなと再認識。
ユーザーに共感してどうやって自分たちの製品を使うのか、ユーザーの考え方と行動を考えて物作りしていきたいと思いました。

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