はじめに
新しいMacを手に入れたのに伴い環境構築を一から行う機会があったので、備忘録として残しておきます。
Pythonのパッケージ管理システムAnacondaは、プロジェクト毎の環境管理を楽にしてくれるというメリットがあります。作成したconda環境をJupyter Labでカーネル登録するまでの流れをまとめました。
環境
- MacOS Apple M1
- Python 3.13.9
Anacondaインストール
公式サイトにサインインします。
Anaconda Distributionを選択し、「64-Bit (Apple silicon) Graphical Installer」 をダウンロードします。
インストーラーを実行後、無事にインストールが完了すると、ターミナルでcondaコマンドが使えるようになります。念の為確認しておきましょう。
conda --version
conda仮想環境の作成
プロジェクトごとに環境を分ける場合は、condaで仮想環境を作成します。
conda create -n 環境名
作成した環境を使用する時は、次のコマンドでアクティブにします。
conda activate 環境名
Jupyter Labの起動
Jupyter LabはAnacondaインストール時にデフォルトで入っていると思いますが、環境ごとにインストールするのが安全かもしれません。
インストール:
conda install jupyterlab
Anaconda Navigaterから開くか、コマンドラインでは次のコマンドで起動させます。
起動:
jupyter lab
カーネルの設定
最後にカーネルの設定を行います。
仮想環境をJupyterから選択できるようにするため、ipykernelをインストールしてカーネル登録を行います。
インストール:
conda install ipykernel
環境の登録:
python3 -m ipykernel install --user --name 環境名 --display-name "Python (環境名)"
これでjupyter Labを起動し、ファイルの新規作成の時に登録したカーネルが選択できるようになります。または、既存のファイルを開いた後に、右上のメニューからカーネルの切り替えができるようになります。
ここまでの設定が正しく完了すると、作成した仮想環境にインストール済みのライブラリ・パッケージがimport可能になります。
sysモジュールを使ってPythonインタプリタの実行ファイルパスを確認することができます。
import sys
print(sys.executable)
実行時に正しいパスが表示されていればカーネルの設定は無事完了です。