#Auroraとは
AWSの提供するRDBサービス。
簡単なことは過去の記事にまとめています。[AWS] Amazon Auroraについて
#Aurora Serverlessとは
Aurora用のAutoScaling設定のこと。アプリケーションのニーズに応じてコンピューティング性能を変更してくれる。
例:期間限定セールでDBへのクエリが一時的に増加する場合、わざわざDBサーバーを新しく作らなくてもアクセスが多くなると自動で作ってくれる。
#仕組み
DBインスタンスクラスを指定せずにデータベースエンドポイントを作成できる。そしてそのエンドポイントは**プロキシフリート※**に接続される。このプロキシフリートでオートスケーリングが行われる。
※直訳すると「代理グループ」って感じなので代わりにエンドポイントに接続するんだなと言うことはわかるのですが、実態が何なのかがよく分かりません。詳しい方はコメント欄で教えていただければ幸いです。
#メリット
・簡素化
どれくらいのアクセスがあって、そのためにはこれだけサーバーを増やして、、ということを考えなくても自動でやってくれる。
・スケーラブル
必要に応じてDBサーバのコンピューティング性能とメモリ容量をスケールしてくれる。
・コスト効率がいい
消費したデータベースリソース分のみの料金を支払うので効率がいい。
・可用性の高いストレージ
Auroraと同じ6ウェイレプリケーション。
#ユースケース
・不定期使用のアプリケーション
1日に数分しか使用しないアプリケーションの場合、消費したデータベースリソース分のみの料金を払えば良いためお得。
・新規アプリケーション
必要なインスタンスサイズが分からないので、オートスケーリングで様子をみることができる。
・予測不能なワークロード
アクティビティのピークが予想しづらい時に自動でスケールングしてくれるため便利。
・開発およびテスト用のデータベース
開発中はデータベースを使用するが、夜間や休日は使用しないため不使用時にDBサーバを自動シャットダウンしてくれて便利。
#参考
AWS ドキュメント
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/AuroraUserGuide/aurora-serverless.html