100日後にエンジニアになるキミ - 4日目 - 環境構築 - プログラム言語の選択

初めてのプログラム言語

これからプログラミングを初めようって人にとって
言語選択は重要です。

プログラミングは様々なプログラム言語を用いて行いますが
普通のプログラマーであれば、生涯に複数の言語を習得することに
なるはずです。

まず最初はプログラム言語を習得する前に

HTML

を覚えるのがいいと思います。

Mozilla HTML の学習: ガイドとチュートリアル

後にHTMLについては講義を書きますが
まずはHTMLに触れてみてHTMLが書けるかどうか
挑戦してみると良いでしょう。

ここでHTMLのコードを書いてみてコーディングに触れてみましょう。

特に抵抗なく、HTMLを覚えられたら
プログラム言語の習得に進めると思います。

逆にHTMLのコーディングですら、上手く行かないのであれば
ここでエンジニアになることを諦めると良いでしょう。

プログラミングは果てしないコーディングの連続なので
コードを書くのが出来ない人には向きません。

プログラム言語の選択

さて、コーディングに抵抗がなければ
プログラミングに進みましょう。

プログラム言語を選ぶコツは一つ

何をしたいか？　です。

目的別で言語を選択しましょう。

大まかな目的は以下の通りです。

用途や職種		プログラム言語
WEB開発	フロントエンド	Javascript
	サーバーサイド	PHP,Python,Java,Ruby
ゲーム開発	フロントエンド	C#,C++
	サーバーサイド	Python,Java,Ruby
アプリ開発	iOS	Swift,C#,Dart
	Android	Kotlin,Java,Dart
データサイエンティスト		Python,R
組み込み系		C言語など
インフラエンジニア		特になし
セールスエンジニア		特になし

大規模開発になると用途別で複数の言語が用いられることが多いです。

WEB開発では
・フロントエンド(WEBサイトの画面の方を作る)
・サーバーサイド(WEBサイトの裏側の機能部分を作る)
で二手に分かれます。

使い勝手の良い、見栄えの良い洗練された画面を作りたい人は
Javascriptを覚える必要があります。

WEBサービスのユーザーを管理したり、計算機能の部分を作りたい人は
サーバー用の言語を選ぶことになります。

日本ではRubyが用いられるケースもあるようですが
海外では少ないようです。

PHPではlaravel（ララベル）というフレームワークを用いた開発が
流行ってきているようです。

ゲーム開発ではゲームエンジンを用いた開発が主流になってきています。
主なゲームエンジンは
・Unity(C#)
・UnrealEngine(C++)
となっているため、試してみて好きな方を選ぶと良いでしょう。

また、ゲーム開発ではアプリの他にサーバーサイドの開発も行われています。
こちらはWEB開発と同じような言語が用いられているので
ゲーム開発の裏側を支えたいという場合は、こちらを選択することになります。

アプリ開発ではスマホの機種によって言語が別れたりします。
・iOS(Swift)
・Android(Kotlin,Java)

機種により専用の言語が別れますが、両方の端末にに対応したツールの言語も出てきています。
・Unity(C#)
・Flutter(Dart)

ツールや、どの機種の開発をしたいかで言語を選ぶのが良いでしょう。

データサイエンティストになりたければ
Pythonをお勧めします。

Rという統計分析用の言語もありますが、Pythonで全て済んでしまうのと
システム開発をするのにRが向いていないので、結局Pythonしか使わなくなりました。

データ分析や、データ周りの環境整備、データサイエンス系の職種希望であれば
Pythonを選びましょう。
なお、ここのプログラミングの講義ではPythonで行うこととなります。

その他、組み込み系の開発では
C言語が用いられることが多いので、そちらを開発したければC言語を選択するしかないでしょう。

特に目的が決まってないなら

セールスエンジニアなどは特に言語の知識がなくても何とかなると思います。

特に目的や用途がはっきりせず、プログラミングを覚えたいのであれば
Pythonを選びましょう。

理由は
・用途が幅広い
・流行っている(人気がある)
・文法が覚えやすい
・コードが短くて済む
etc

自分は機械学習などの用途があるためPythonで仕事をしています。

元々はJavaを使っていましたが
現在ではJavaの開発を全く行っていません。

職種が変われば、用いられる言語も変わってきますので
まずは一つ、核になる言語を覚えるのが良いと思います。

1つの言語が覚えられたら、二つ目を覚えるのは非常に簡単です。

そのほかの言語選びのポイント

言語選びのポイントとして言語の流行りスタリがあります。

かなり昔はCOBOLなど良くつかわれていました。
今では、そういった開発の話は全く回ってきません。

毎年、人気のプログラム言語の発表があります。

人気プログラミング言語トップ10【2019版】

流行りの言語を開発に用いることにはいくつかのメリットがあります。
・開発者の確保がしやすい
・文献が多い
・コミュニティーが出来る
・ライブラリやフレームワークの開発が多くなる
etc

開発者が多ければ多いほど、その言語の力が上がっていきます。
人気のない言語を使うと、余計な労力を払うことにもなり
効率が悪くなる可能性もあります。

あまり聞いたことのない言語を選ぶことは得策ではないとおもいます。

2019年の人気TOP3は
1.Javasctipt
2.Python
3.Java

このようになっています。

まとめ

言語選びをするなら

・用途で考える
・人気の言語を選ぶ

君がエンジニアになるまであと96日