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100日後にエンジニアになるキミ - 55日目 - Git - Gitの使い方

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100日後にエンジニアになるキミ - 53日目 - Git - Gitについて

最近の開発ではGitが欠かせません。
本日はGitの使い方についてです。

Gitとは

Git(ギット)はプログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システムです。

ソフトウェアになるので誰でも使うことができますが
PCやサーバーにインストールすることになります。

概念や用語については前回分をご参照ください。

100日後にエンジニアになるキミ - 53日目 - Git - Gitについて

Gitの使い方

まずはじめにちゃんとコマンドが使えるかどうかは確認しておきましょう。

バージョンコマンドを使えるかどうか見ます。

git --version

git version 2.21.1 (Apple Git-122.3)

コマンドが使えるならバージョン情報が出てきます。
ここでコマンドが使えなければGitのインストールを行いましょう。

100日後にエンジニアになるキミ - 54日目 - Git - Gitの導入方法

リポジトリの作成(init)

初めは何もない状態です。
リポジトリを作成してみましょう。

リポジトリ作成はinitコマンドで行えます。

コマンドはコンソールなどで行いますが、どこに作るのかは
現在いるディレクトリに作成しますので、cdコマンドなどで
リポジトリを作りたいディレクトリにあらかじめ移動しておいてから
コマンドを実行してみましょう。

cd xxxxxx/xxx/
git init

Initialized empty Git repository in /Users/xxxxxx/xxx/.git/

上記のようなメッセージが出たら、リポジトリ作成成功です。

リポジトリは.gitという名前のディレクトリとなり
その中に管理用のファイルを保存します。

.gitの中をみてみましょう。

ls -ls .git/

total 24
8 -rw-r--r-- 1 gm3293 staff 23 5 14 17:09 HEAD
8 -rw-r--r-- 1 gm3293 staff 137 5 14 17:09 config
8 -rw-r--r-- 1 gm3293 staff 73 5 14 17:09 description
0 drwxr-xr-x 13 gm3293 staff 416 5 14 17:09 hooks
0 drwxr-xr-x 3 gm3293 staff 96 5 14 17:09 info
0 drwxr-xr-x 4 gm3293 staff 128 5 14 17:09 objects
0 drwxr-xr-x 4 gm3293 staff 128 5 14 17:09 refs

管理ファイルが見えればOKです。

このあとの流れとしてはディレクトリの中にファイルを作成し
git addでインデックスにファイルを追加し
git commitでリポジトリにコミットします。

リポジトリの状態を確認する(status)

リポジトリの状態はstatusコマンドで確認できます。

試しに確認してみましょう。

git status

On branch master

No commits yet

nothing to commit (create/copy files and use "git add" to track)

リポジトリを作ったばかりなので特に何もないですね。

インデックスにファイルを追加する(add)

それではここにファイルを作って、それをインデックスに追加してみましょう。

sample.html
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
    <head>
        <meta charset="UTF-8">
        <title>HTML5サンプルだよん</title>
    </head>
    <body>
        <p>HTML5の本文</p>
    </body>
</html>

テキストエディターやviなどでこれを作って置いておきます。

git add ファイル名でファイルを追加することができます。
追加できたらもう一度statusを見てみましょう。

git add sample.html
git status

On branch master

No commits yet

Changes to be committed:
(use "git rm --cached ..." to unstage)

new file: sample.html

先ほどaddコマンドで追加したファイルが出てきていますね。
これでリポジトリ管理するファイルをインデックス追加することができました。

ファイルの変更内容等をインデックスに追加することをステージングと表現することがあります。

既にステージングの対象になっている内容をgit diff --cachedで確認できます。

git add .ではカレントディレクトリにある
全てのファイルを追加の対象とすることができます。

リポジトリに登録を行う(commit)

インデックスへの追加が終わったら次はリポジトリに登録を行います。

リポジトリへの登録はcommitコマンドで行います。
登録時にはメッセージ(コメントみたいなもの)が必要になるので
併せてコマンドで送り込みます。

git commit -m ‘メッセージ内容’

git commit -m 'first commit'

[master (root-commit) 63c0e3e] first commit
Committer: XXXXXXXX XXXXXXXX@XXXXXXXX.local
your configuration file:

git config --global --edit

After doing this, you may fix the identity used for this commit with:

git commit --amend --reset-author

1 file changed, 10 insertions(+)
create mode 100644 sample.html

先ほど追加したファイルがコミットされたというメッセージが出れば
コミット成功です。

ここまでの操作でローカルリポジトリへの登録が終了という形になります。

statusで確認してみると

git status

On branch master
nothing to commit, working tree clean

未登録のものは残っていないようですね。

リポジトリ管理下のファイル一覧(ls-files)

コミットされたファイルの一覧を取得してみましょう。
ls-filesコマンドで取得できます。

git ls-files

sample.html

まとめ

GitやGitHubは現在の開発では欠かすことができない物です。
Gitをインストールして使えるようにしておきましょう。

まず最初はリポジトリの作り方とローカルリポジトリへの登録方法を覚えておきましょう。

君がエンジニアになるまであと45日

作者の情報

乙pyのHP:
http://www.otupy.net/

Youtube:
https://www.youtube.com/channel/UCaT7xpeq8n1G_HcJKKSOXMw

Twitter:
https://twitter.com/otupython

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