ミライトデザイン Advent Calendar 2025 3日目の記事になります。
2日目は bucchi の Git Worktree入門 — ブランチを切り替えずに並行開発する方法 についての記事でした。
Git について勉強しなければいけないことがたくさんあるので、2日目の記事を読んで学びに繋げていきたいと思います。
はじめに
プログラミングの勉強や、業務で公式ドキュメント等を読んだり調べる場面が多くあります。
この記事では、Google が 提供している NotebookLM を使用して、特定のドキュメントの情報の検索をしやすくなったり、情報を整理する方法を紹介します。
今回は公式ドキュメントを対象にしていますが、 Youtube の動画や URL を指定して、自分が知りたい対象の情報・内容をまとめたりすることができるので、良かったら参考にしてみてください。
NotebookLM とは?
Google が開発・提供している AIを活用したアシスタントです。
ユーザー自身が提供した資料のみを情報源として、AI がその内容に基づいて情報を要約したり、質問に答えたりしてくれます。
NotobookLM のメリット
生成AI(ChatGPTやGemini)は、Web上に公開されている様々な情報から情報をもとに回答を生成します。
NotebookLM は、生成AIとは違い、ユーザー自身が提供した資料のみを情報源から、情報の検索を行います。
なので、 NootbookLM を使用することで、特定の資料からの情報の取得・整理などの効率を上げることができます。
実現したいこと
- 公式ドキュメント内の必要な情報を素早く検索をしたい、取得したい情報をわかりやすい形で取得したい
NotebookLM の使い方
Googleアカウントの登録済みであれば、追加の登録等はせずに NotebookLMを使用することができます。
ここからは、NootbookLMの基本的な3つの操作の手順を紹介します。
1.新しいノートブックを作成する
一番はじめに、自分が情報を得たい情報ソースや資料を読み込むために「ノートブック」を新しく作成します。
前提として、作成したノートブック毎内に情報ソースや資料を読み込ませていくことで、特定の情報・資料の作成が必要になります。
まず、 NootbookLM 内の「新規登録」か「Notebookを新規作成」をクリックして、新しいノートを作成します。
2.作成したノートブックに情報ソース・資料を読み込ませる
次に、新しく作成したノートブックに読み込ませたい情報ソース・資料を読み込ませます。
今回、Javascriptについて解説をしているJavaScript Primerの URL を、ノートブックに読み込んでみます。
URLを読み込ませる場合は「ウェブサイト」をクリックして、読み込みたいサイトのURLを指定します。
読み込みたい URL を入力したら、「挿入」をクリックします。
今回は URL を入力しましたが、他にも Googleドライブに保存されているドキュメントやスライド、YouTube の動画の URL など色々な情報ソースを読み込ませることができます。
3.AIを利用して質問・要約をする
最後に読み込ませた情報ソース・資料をAIと対話をしながら、検索・要約をしてみましょう。
※先ほど読み込ませたJavaScript Primer内の他の項目のページも読み込ませている状態で検索をしています。
まず、情報ソース・資料を読ませることで、読み込ませた情報ソースの要約がチャット部分の上部に表示されます。
また、情報ソースをもとにAIが生成した質問がチャットの下部に表示されます。
この2つを確認することで、読み込ませた情報ソースについて大まかな全体像を把握することができます。
質問をする
ここから、実際に質問をします。
質問候補の上に、テキストを入力するチャットがあるので質問を入力します。
今回は「暗黙的な型変換はどのようなときに起きるのですか。」と質問をしました。
質問をすると、AIが事前に読み込ませた情報ソースをもとに回答テキストが表示されます。その際に、テキスト内で表示される番号をクリックすると、引用元が表示されます。
このように、通常のAIと違い、自分が読み込ませた読み込ませた情報ソース・資料から検索・要約を行えるので、特定のテーマ・情報を自分にわかりやすいようにまとめたノートブックを作成することができます。
終わりに
今回は、解説をするために公式ドキュメントを読み込ませました。
他にも、自分が担当している案件の仕様書や設計書などを読み込ませることで、その情報を整理したり・要約やアクセスをしやすくすることが出来たりもします。
また、自分のプログラミング学習でも情報を整理したり、問題(テスト)を作成して理解度チェックに使用できたりするので、より積極的に活用していきたいと思います。
次は tomo の記事になります!
お楽しみに!!








