Sizerで既存環境の機器構成を入力する方法
ちょっとググったのですが、検索結果に出てこなかったので備忘録的にメモ。
①Sizerで+Create New Scenarioをクリックして新規シナリオを作る
②Upgrade SalesにCheckを入れる
旧ライセンスのノードを追加するときはLegacy、新ライセンスのノードを追加するときはPortfolio2.0を選ぶとよい。
③Workloadをインプットする
ここはいつも通り入力。ざっくりPrismで利用状況を見るなりCollectorで情報を取るなりして、既存環境でどれくらいリソース使っているかを入力してあげます。Save & Review Clusterボタンを押して次へ。
④Manualモードで +Add Manuallyをクリック
下の方にスクロールすると出てくる青いボタンです。画面上部の赤色エラーメッセージは気にせず。
⑤Add Model画面で既存環境の機器構成を入力する
Modelタブから既存のモデルを選択し、ノードの台数、CPUの型番やRAM・Diskの搭載量・NICなどなど入力していきます。既存環境の機器構成が分かるパラシー等あるとスムーズ。
画面下の方のAdd→Applyボタンを押して機器構成を決定。
⑥Existingタブがついた機器構成が出てくる
NX-1075S-G7のとなりに既存環境であることを示す[Existing]が出てきます。これで既存環境の機器構成をSizer上で再現できました。
ノードを追加してみる
Sizer上で既存環境が再現できたので、新しめの世代のノードを入れてみます。
既存環境へのノード追加が楽!というのがNutanixの大きな特徴でもありますので、それをSizer上で表現してみます。
①Cluster-1のModify→Add ModelからAdd Manuallyをクリック
②追加する機器構成を入力する
今回はNX-1075S-G8を3台追加してみます。
This model is already part of the existing cluster environment.のチェックボックスは外す。これがチェックされていると[Existing]タブがついてしまうため。
③NX-1075S-G8を追加するシナリオを作成できました
G7が3ノードで稼働している既存環境に対して、G8を新たに3台追加するシナリオを作成できました。
Nutanix Sizer
Nutanixが提供しているサイジングツール。
Excelでの手計算をせずとも、必要なリソース情報を入力していけば最適な機器構成を提案してくれるとても便利なツールです。なお当方はExcelでのガチなサイジングはやったことない(研修でやったくらい)なのでイマイチ便利さを実感できなかったのですが、百戦錬磨の方々のお話を聞くとSizerがあってよかった・・・と思わずにはいられません。