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エラーは友達!怖くない!新人エンジニアが知っておきたいエラーコードを見るコツ

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Last updated at Posted at 2026-08-04

Webアプリケーション開発の新人研修を担当していると、受講者からよく聞く言葉があります。

「エラーが出ると何を見ればいいのか分からない」
「英語のメッセージを見るだけで不安になる」

プログラミングを始めたばかりの頃、エラーは「失敗の証拠」のように感じてしまいがちです。

しかし、エラーは本来怖いものではありません。

エラーは、問題が発生している場所を教えてくれるヒントです。

今回は、担当したJavaによるWebアプリケーション開発研修で受講者へ説明した
「エラーコードを見るコツ」 を紹介します。

エラーは友達!怖くない!

エラーは「あなたを困らせるもの」ではなく、「問題の場所を教えてくれるヒント」です。

ただし……

エラーは英語しかしゃべれません。

英語だから難しく感じますが、ポイントさえ押さえれば読む量は意外と少なくて済みます。

1. 長文エラー(スタックトレース)は全部読まなくていい!

初心者が一番やりがちなのは、最初から最後まで全部読もうとすることです。

実際には、見る場所は限られています。

まず探すもの:エラー名

〇〇Exception
〇〇Error

例

  • NullPointerException
  • SQLException
  • FileNotFoundException

「〇〇」の部分を日本語に訳すだけでも原因が想像できます。

スタックトレースの見方

① 一番上を見る

最初の数行に

  • エラーの種類
  • エラーメッセージ

が書かれています。

ここだけで原因の方向性が分かることも多いです。


② 自分が作成したJavaファイルを探す

スタックトレースには大量のフレームワーク内部処理が表示されます。
その部分は一旦飛ばして構いません。

at com.example.controller.SampleController.method(SampleController.java:25)

のように、
自分が作成・編集したファイル名
が出てきたら、そこが重要です。
特に見るのは

  • ファイル名
  • 行番号

です。

例 SampleController.java:25

つまり、

SampleController.javaの25行目で問題が発生している可能性がある

ということです。

確認するポイント

  • 自分が作成した ファイル名 を探す
  • 何行目 で発生しているか

フレームワーク内部の処理を最初から追いかける必要はありません。


③ 一番下も確認する

一番下には
「何がきっかけでこの処理が呼ばれたのか」が分かることがあります。
原因調査のヒントになるため、必要に応じて確認しましょう。


2. ブラウザに表示されるエラーはHTTPステータスを見る

Webアプリケーション開発では、ブラウザ上にエラーページが表示されることがあります。
その場合、まず HTTPステータスの番号 を確認します。

image.png

  • 400番台 → 主にリクエスト側の問題です
    • 調査場所:HTMLとコントローラークラスのURL/ファイル名の設定箇所
    • 原因:URLパスやファイル名などの記述ミスでページが見つからない

  • 500番台 → 主にアプリケーション側の問題です
    • 調査場所:処理の流れ順に調査する。デバッカーを使用した調査が有効
    • 原因:リクエストからレスポンスの間のどこかでエラーが発生している

例

  • コントローラークラスの内処理エラー
  • 参照するクラス:処理エラー
  • SQL構文のエラー
  • テンプレートの記述ミス

などが考えられます。

  • HTTPステータス400番台 → 主にリクエスト側の問題
    • ルーティング設定を調べる
  • HTTPステータス500番台 → 主にアプリケーション側の問題
    • 処理の流れで、エラー箇所を調べる

3. 「いつ」エラーが起きたかを考える

エラーが発生したタイミングを整理すると、原因を絞り込みやすくなります。→該当処理を行っているファイルをデータの流れ順に調べればよい。

発生タイミング 主な原因
コンパイル時(赤線が表示される) 文法ミス、型の不一致、import漏れなど
実行時/アプリ起動時 Spring設定、Bean登録、DB接続設定など
画面表示時 Controller、テンプレート、SQLなど... これでもなければ呼び出しているクラスを調べる
その他 DB未起動、アプリケーションの二重起動、ファイル構成

まとめ:エラー調査の基本手順

  1. エラーが発生したタイミングを確認する
  2. Exception / Error の種類を確認する
  3. HTTPステータス(400番台・500番台)を確認する(ブラウザの場合)
  4. スタックトレースから自分が作成したファイルを探す → 表示された行番号を確認する
  5. 原因を1つずつ切り分けて確認する

最後に

初心者ほど「エラーが出た=失敗した」と考えがちですが、実際は違います。

エラーは 「どこを直せばよいか」を教えてくれる案内役 です。

エラーを恐れるのではなく、エラーメッセージを読んで原因を探す習慣を身につけることが、プログラミング上達への第一歩です。

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