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ラズパイをbullseyeにクリーンインストールする

Last updated at Posted at 2024-03-24

改めてクリーンインストール

Busterのサポートが終わること、chromiumの動作が微妙なこと(勝手にログアウト問題)があるので、アップデートを兼ねて、クリーンインストールします。
念の為、現在稼働中のSDカードとは別のSDカードを用意し、クリーン環境を作ります。
備忘録を含め、書いていきます。

Raspberry Pi Imagerのダウンロード・インストール

https://www.raspberrypi.com/software/
こんなに便利になったんですね、以前は、イメージをダウンロードし、自分でSDへ書き込みが必要でしたが、このImagerで、ダウンロード+書き込み+簡易初期設定まで実現してくれるようです。
OSは、互換性を考慮し、32bit BusterのLiteでいきます。
必要なものは都度、ダウンロードします。スクリーンショット 2024-03-22 111554.png

詳細設定から簡単カスタマイズ

ホスト名、ユーザー名、パスワード、SSHの有効に設定する。
スクリーンショット 2024-03-22 111707.png
スクリーンショット 2024-03-22 111712.png

起動する

SDカードをPCから取り出し、ラズパイ3にセットし、電源を投入する。
ディスプレイは別用途で接続していますが、キーボードの接続が面倒くさいので、
SSHで接続します。
このとき、IPアドレスが迷子になりますが、以前から使用していたため、
ルーターにてMACアドレスにIPアドレスを振っています。

SSH接続

teratermを使って、SSH接続する。
このあと、以下のことがタスクになります。

セキュリティ系
・SSHポート変更
・SSH公開鍵設定
・ufwインストール
外からアクセス用
・softetherインストール

保守用
・Watchdogインストール

SMB:ファイル共有

sshポート変更

初期値の22のままでは、色々な攻撃対象になりますので変更します。

$ sudo nano /etc/ssh/sshd_config

#Port 22
の#を消し、9999にする。
※実際は違う番号にする。

公開鍵の設定

通常のパスワード認証から、公開鍵認証にします。

ルートのパスワード設定

$ sudo passwd root

公開鍵の生成

$ ssh-keygen -t rsa
$ cat ~/.ssh/id_rsa.pub >> ~/.ssh/authorized_keys

公開鍵でログインできたら、パスワードでのログインを無効にする。

$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config

「PasswordAuthentication no」を追加

ufwインストール

$ sudo apt-get install ufw

ポート追加

$ sudo ufw allow 22

※SSH用に設定したポートにする。
その後、ファイアウォール有効にする。

$ sudo ufw enable

状況を確認する。

$ sudo ufw status

watchdogインストール

softetherインストール

betaではなく、trm版をインストールします。
いくつか自動起動の方法はありますが、systemdがいい感じでした。

$ sudo vi /etc/network/interfaces

$ wget https://jp.softether-download.com/files/softether/v4.42-9798-rtm-2023.06.30-tree/Linux/SoftEther_VPN_Server/32bit_-_ARM_EABI/softether-vpnserver-v4.42-9798-rtm-2023.06.30-linux-arm_eabi-32bit.tar.gz
tar xzvf softether-vpnserver-*.tar.gz
$ cd vpnserver
$ make

動作確認までできたら、自動起動にする。

適宜、ufwでポート開放する。

sambaの設定

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo apt install samba
$ sudo blkid /dev/sda
/dev/sda: UUID="39a40168-235e-4bab-b1d7-adce615111dd" BLOCK_SIZE="4096" TYPE="ext4"
$ sudo mkdir ../../media/39a40168
$ sudo mount -t ext4 /dev/sda ../../media/39a40168/
$ sudo nano /etc/samba/smb.conf

ここは、旧ファイルを復元して使います。

$ sudo nano /etc/fstab
UUID="39a40168-235e-4bab-b1d7-adce615111dd" ../../media/39a40168/ ext4 nofail 0 0

ポート開放します。

sudo ufw allow proto udp from 192.168.1.0/24 to any port 137
sudo ufw allow proto udp from 192.168.1.0/24 to any port 138
sudo ufw allow proto tcp from 192.168.1.0/24 to any port 139
sudo ufw allow proto tcp from 192.168.1.0/24 to any port 445

と、ここまでのSDカードをバックアップします。

$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Raspbian
Description:    Raspbian GNU/Linux 11 (bullseye)
Release:        11
Codename:       bullseye

Win32DiskImagerでimgをとります。

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