どうも!PHONE APPLI アドベントカレンダーの12/21を担当します。
杉山です。
私は開発組織でマネージャーをしています。
とはいえ、「エンジニアリングマネージャーです!(`・ω・´)」と胸を張って言えるように技術に強いわけではありません。
今年も残りわずかとなりましたがコードを書いたり自分の作りたいものを作っていないことに後ろめたさを感じていました。
なので、この機会に AIの力を借りて、自分の欲しいものを作ってみることにしました。
作るものは、「FunFund調整ツール」です!
「FunFund調整ツール」でやりたいこと
「FunFund」とは、月に一度、部署内の懇親のために一人あたり 5,500円の補助が出るという弊社の制度です。
基本は部署のまとまりで開催していますが、
人数が増えて組織が大きくなったこと、部署内の親密さは醸成されてきたことで、以下の課題や要望が生まれてきました。
- 昼開催派、夜開催派
- 部署というくくりだと人数が多く、お店選び・予約が難しい
- 他の部署との連携を強化したいため合同で開催したい
- お酒はいらないから食に全振りしたい、自費を追加していいところに行きたいなどニーズの多様化
- 精算がマネージャーなため、幹事がマネージャーになりがちで、業務に埋もれて企画が遅れる
これらの課題・要望を解決するようなツールが欲しいと考えました。
FunFund調整ツールの機能
1. 掲示板機能(ポータル画面)
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企画の一覧表示
- 現在募集中のイベントをカード形式で一覧表示
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「他部署歓迎」タグ表示
- 自部署だけでなく、「誰でも参加歓迎」ということをわかるように
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企画フィルタリング
- 「他部署歓迎」の企画だけを絞り込んだり、キーワードで企画を検索できる
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自費参加意思表示
- 複数の企画に参加したい場合、1つはFunFund会費、そのほかは自費参加、と 2重参加を防ぎマネージャーのチェックを容易にする
2. 企画作成機能(ポップアップ・ダイアログ)
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カレンダー形式の候補日選択
- 土日を除外した「明日以降の平日のみ」をカレンダーからポチポチと複数選択可能
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企画のテーマを自由記載
- 昼開催、夜開催、食に全振り、辛いもの、など企画のテーマを自由記載可能
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他部署参加フラグ
- 企画時に「他部署歓迎」か「自部署限定」かを選択し、掲示板にバッジとして表示。
3. 日程調整・集計機能
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社員マスタ連携
- 名前を自由入力ではなく、アップロードされた社員名簿から検索・選択する形式(なりすまし防止・データ精度向上)
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参加可能日選択
- 参加可能な日を〇△×で選択可能
- 同じ人が回答し直した場合、古いデータは自動で最新のものに更新
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リアルタイム集計
- 回答が追加されるたびに「○」の数を自動カウント
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人気日程の王冠(👑)表示
- 最も参加人数が多い日に自動で王冠マークを付けて強調
4. 飲食店・多数決機能
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掲示板でのお店追加
- 企画公開後に、参加予定者が自由におすすめのお店候補(店名・URL)を追加可能
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リアクション投票(👍)
- お店の候補に対して「いいね」ボタンで投票し、多数決で場所を決定
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人気店の強調
- 日程と同様、最も得票数が多いお店に王冠マークを表示
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お店アーカイブ
- これまでに候補に挙がったお店を全企画から集計し、累計得票数などのランキング形式で別タブに一覧表示
- 実際に行ってみての感想記載可能
5. データ管理・システム機能
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DBデータ格納
- お店候補や参加者リストなどの複雑なデータをDBに保存
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CSV名簿登録
- 管理者画面から社員名簿(ID、名前、部署、役職フラグ)を一括アップロードして更新可能
プロトタイプ
今回は Gemini3に実現したいことを壁打ちして、速度重視で Pythonと Streamlitを使用してコードを生成、動作させるところまで作りました。
(実際に作成する際は AIエージェントを使用して実装したいです)
画面キャプチャ
荒いところありますがご容赦ください
べらぼうロスのため仮のデータに使いました。今日からべらぼうがないなんてTT
■トップ画面(企画掲示板)
■掲示板の企画に参加表明&お店選び
■企画登録画面
仕様検討含め、このように動かしてみることができるところまで、8時間ほどでできました。
やってみることで次の挑戦のハードルが格段に下がったと感じました。
また、Geminiにああでもない、こうでもない、ああしたい、こうしたいを指示してツールを形にしていくプロセスの中で、 「なぜ自分はこのように『調整』をやりやすくしてまで、よりFunFundを盛り上げたいのか?」 という問いが生まれました。
FunFundへの思い
はじめは「コードを生成して動くものを作ること」「効率化」が目的でした。
しかし、自分に問いかけ、記事にするために自分の気持ちを言語化しようとして強い思いに気付かされました。
FunFund
私は、この制度の名前には単なる飲食代の補助以上の意味があると考えます。
それは、「楽しさ(Fun)」を、組織の未来への「投資(Fund)」に変えること。
私は、PHONE APPLI で働くみんなと同じ釜の飯を食い、同じ甕の酒を飲み、同じ魚の刺身を食べたいのです。
(同じ牛の肉でも豚でも鶏でも)
私が FunFundを大事に思っているのは、吞兵衛だからもあるのですが、
前職が新年会、BBQ、運動会、社員旅行、忘年会、納会と対面で交流する機会が多い会社だったので、その経験が大きいと思います。
(行くまではおっくうだが、行けば楽しい)
仕事から離れて、顔を合わせて普段関わらない人と会話をしたり、普段話題に上がらないようなことを話したりすると、 「そんなこと考えていたの?」「めっちゃ熱いじゃん」「いいね、一緒にやりたい!」「あのひとも興味あるって言ってたよ、話してみよう」 のように新たなコラボレーションが生まれやすいと考えます。
リモートワークがあたりまえになった今、すごく効率化が進んでいて、効率を上げることが重視されていると思います。
しかし、予定された会議に出るだけ、自分が話したい人と話すだけ、では効率的だとしても生み出されるものが今ひとつだと思うのです。
対面だと、プラスアルファで偶発的な交流が生まれます。
給水機の水交換をしている人にお礼を言ったり、たまたま隣で話していた会話に「それいいね!」と飛び込んだり、困っていそうな人に声をかけたり。
それが今の自分の仕事に直結するものでなくても、同じ組織にいて成果を出していく仲間である以上、関係のないものはありません。
そんな「非効率なんだけど愛おしいノイズ」を絶やさずに、こうした 「想定外の交流」が生まれる場所をつくることが、組織の活力を守るために重要だと思うのです。
さいごに
今回、ツールのプロトタイプを作って自分が欲しいものを形にできたこと以上に、自分が大切にしたい「組織のあり方」を再確認できたことが大きな収穫でした。
アウトプットは得意でなく、実際に腹を決めて行動し始めるまではハードルが高かったけれど、手を動かし、考え、言葉にしてみることで、はじめに感じていた後ろめたさは「この組織をもっとよくしたい」というワクワクに変わりました。
この熱量を忘れず、目標に向かって仲間を集めてアウトプットを続けていきます。
自分が何を大切にしているかを言語化でき、とてもよい機会になりました。
読んでくださった方の行動を起こす一助になれば幸いです。
PHONE APPLIを知らないよ、という方やどんな会社?と興味を持っていただけた方、PHONE APPLIでは一緒に働く仲間を募集しています!
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最後まで読んでいただきありがとうございました!


