目的
Latexでノートを書こうとするとレンダリング時間は長いし呪文みたいなコードにうんざりしてしまいます。
marp を少し変形させれば簡単にノート風にでき、pdf 作成も数式入力もかなり楽になります。
thank you to
Marp という素晴らしいツールを作ってくださっている marp team さん、及び、その改良版としてbeamerチックなデザイン marp-theme-nordic-beamerを開発してくださっている n-ari さん に感謝します。
方法
といっても、やりかたは非常に簡単で、marp 開発者のyhattさんが疑問に答えているように、 好きなノートのサイズを以下のように設定し、
css
/* @size b5 2150px 3035px */
/* @size a4 794px 1123px */
markdown にて
yaml
---
marp: true
size: a4
theme: hoge
---
のように設定してあげれば、簡単にノートの形にすることができます。
例
css と格闘すればするほど自分の好みのデザインが書けると思われます。
markdown
# ミクロ 1
<span style= "font-size:90%;">
## MC と AVC の関係
$$
\frac{∂AVC(Q)}{∂Q} = \frac{1}{Q}(MC(Q)-AVC(Q))
$$
より、MC が AVC より大きい時は AVC は増加し、AVC の最小点を MC が通ることになる。しかし、$ATC=AVC+AFC$かつ$AFC$は単調減少なので、ATC の最小点は AVC の最小点よりも右側に位置する。
</span>
なお、"# "を省略すれば、本来のスライドタイトル部分が消えるので、本当にノートっぽくなります。